ドネランは教師で様々なものを読む人です。ある日、それが報われました。計画中の旅行のために旅行保険の約款を7ページまで読むと、素晴らしい褒美がありました。保険会社の「読めば得する」コンテストの一環で、約款をそこまで読んだ最初の人に100万円を進呈するというのです。さらに、彼女の学校や近隣の小学校に、児童の読書力向上を目的に多額の寄付をしてくれました。彼女は「私は昔から契約書を細部まで読む変わり者で、人に驚かれていましたが、今回は、自分が一番驚いています」と語りました。

詩篇の作者は、神の奇しいことに気づくように助けてくださいと願いました(詩119:18)。彼は、人に知られたいという神の心を理解して、それに応答し、神とより親密になることを願い(24、98節)、「どんなにか私は、あなたのみおしえを愛していることでしょう。これが一日中、私の思いとなっています」と述べました(97節)。

私たちもまた、神とその品性や備えに思いを巡らし、神について学び、神に近づけるという特権にあずかっています。神は教え、導き、神を知る知識のために私たちの心を開きたいと願っておられます。神を尋ね求めるなら、神を知り、神のご臨在を楽しむという不思議で素晴らしい褒美が与えられます。