新型コロナウイルスが、2020年、世界中の人々を不安に陥れました。日本でも何十万人もの人が感染し、外出自粛や営業自粛が要請されました。飛行機が運休し、大きなイベントは中止になりました。感染者が出ていない地域の人々も例外ではなく、やはり不安です。専門家は、世の中の否定的なニュースは人々を余計に悲しませ、心配を助長しがちだと言います。心配しない方法について「別のことを考えること」というコメントが、SNSで拡散しました。

心配から自由になるためには、神の国を求めなさいと、ルカの福音書12章は勧めています(31節)。神に従う人は御国を相続するという約束に的を絞るなら、人は御国を求めるようになります。困難に遭遇するときは、神に焦点を合わせて、神は私たちの必要をご存じであることを再確認しましょう(24-30節)。

イエスは「小さな群れよ。恐れることはない。あなたがたの父は、喜んであなたがたに御国をお与えになるからです」(32節)と弟子たちを励まされました。神は喜んで私たちを祝福してくださいます。神を礼拝しましょう。神は、空の鳥や野の花以上に私たちを顧みてくださいます(22-29節)。私たちは困難の中でもみことばを読み、神の平安を祈り、義なる真実の神を信頼しましょう。