次男は8月の蒸し暑い日に産まれましたが、しばらく名前がありませんでした。決めかねていたのです。3日間「ウィリアム家の赤ちゃん」と呼ばれ、ついにミカと名付けました。

命名は容易ではありませんが、神は例外で、全てを永遠に変えるお方を完璧に命名されました。神は預言者イザヤをとおしてアハズ王に 「しるしを求めよ」(イザ7:10-11)と言われました。信仰が強められるためです。アハズは拒みましたが、それでも神は、しるしを与えられました。「処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける」(14節)と。神の名付けられた御子は、絶望する人々の希望のしるしでした。マタイがイエスの誕生を記した時、その名には新しい意味が吹き込まれました(マタ1:23)。イエスが「インマヌエル」です。神の単なる代理人ではなく、受肉された神、罪の絶望から御民を救うために来られたお方です。

神は御子というしるしを与えられました。御子の名前はインマヌエル、神は私たちと共におられるという意味です。その名前には、神のご臨在と愛が反映されています。今、神は、インマヌエルを喜んで受け止め、神が共におられることを味わいなさいと招いておられます。