デュベリーバプテスト教会は1800年代、持ち寄りランチの骨付きチキンが原因で分裂しました。諸説ありますが、各々の神学に傾倒していて不仲だった二人の男性が、最後の1本をめぐって言い争った結果、一人が、少し離れた場所に第二デュベリーバプテスト教会を始めたのです。感謝なことに、この紛争は後に解決し、その分裂はばかげたものだったと教会の誰もが認めました。

イエスは死の前夜、主を信じる人たちのために「あなたがわたしにおられ、わたしがあなたにいるように、彼らがみな一つとな」るようにと祈られました。それは彼らが全うされて一つとなり、父なる神が御子を遣わされたことを、この世が知るためです(ヨハ17:21-23)。

使徒パウロは「平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保ちなさい。からだは一つ、御霊は一つです」(エペ4:3-4)と述べ、分断はあり得ないと力説しました。

私たちは、自分の罪のために、キリストのからだが砕かれたと嘆きながら、キリストのからだなる教会を、怒りやうわさ話、排他的な仲良しグループを作ったりして、分裂させてはいけません。教会分裂という醜聞に関わるより、不正を甘んじて受けた方がましです。骨付きチキンを求められたなら、おまけにデザートもあげてしまいましょう。