金を求めてゴールドラッシュに沸くカリフォルニアに向かったエドワード・ジャクソンの1948年5月20日の日記は、病いと死と隣り合わせの苛酷な旅を記しています。「私の骨を置いていかないでほしい。できることなら故郷の土に還りたい」また、「これほどの賭けはない……誰にも勧められない」と書き送ったのは、ジョン・ウォーカーでした。

実際、ウォーカーは故郷に戻り、農業、畜産業、地元の政治家として成功します。子孫の一人が、その黄ばんだウォーカーの手紙をテレビのお宝鑑定番組に送ると、数千ドルと値踏みされました。司会者は「ウォーカー氏はゴールドラッシュで価値あるものを手に入れましたね。この手紙がそうです」と言いました。

しかし、ウォーカーとジャクソンが得た教訓は地に足のついた生き方の大切さでした。ソロモン王は聖書の中で語っています。「幸いなことよ。知恵を見いだす人、……これを堅く握る者にはいのちの木である」(箴3:13、18)。賢い選択「の儲けは銀の儲けにまさり、その収穫は黄金にまさる」(14節)。知恵は人のどんな望みよりも尊いのです(15節)。

「その右の手には長寿があり、……その通り道はみな平安である」(16-17節)。派手なことを望むのではなく知恵をしっかりつかむことが大切です。それが神に祝福される生き方です。