クリスマスが終わると疲れます。そして今度は新年の準備に追われます。クリスマス前のわくわく感は、遠い日の出来事のようです。

けれども数年前、クリスマスツリーを片付けていて気付きました。私たちは次のクリスマスに一日ずつ近づいているのです。私はよくそう言うようになりました。

本当に大切なのは一時的なお祝いよりもクリスマスが意味する霊的世界の現実、すなわち、イエスは世界に神の救いをもたらし、イエスの再臨という希望があるということです。聖書はイエスの再臨を注意して見張り、待ち、渇望するように再三語っています。使徒パウロは「地上のことだけ」を考えて生きる人(ピリ3:19)とイエスの再臨に希望を託して生きる人、すなわち「私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます」(20節)という人を対比しています。

私たちの「国籍は天にあ」るという現実は全てを変えます。何が希望なのか、どのように生きるかを変えます。一日が過ぎるごとに、イエスの再臨の日が一日近づいているのだと思うならば、私たちの希望はさらに強められます。