ビクターは、ポルノは単に暇つぶしだし、友だちも見ているので、大したことではないと思ったのですが、間違いでした。神に対する罪で、妻を悲しませたからです。彼は二度と見ないと誓い、対策も立てましたが、「夫婦仲は戻るだろうか、神は赦してくれるだろうか」と悩んでいます。
悪魔の誘惑は、それは些細なこと、などとささやきます。そして、罠に落ちると、覆水盆に返らず、などと責め立てるのです。
イエスは言われました。「悪魔は初めから人殺しで、真理に立っていません。彼のうちには真理がないからです。悪魔は、偽りを言うとき、自分の本性から話します。なぜなら彼は偽り者、また偽りの父だからです」(ヨハ8:44)。悪魔は、私たちを滅ぼすためなら、どんなことでも言います。ですから、耳を貸してはいけません。それが罪だなんて大げさだと言うときも、希望は失せたと言うときもです。
悪魔の声を無視してイエスの声を捕らえることができますように。「あなたがたは、わたしのことばにとどまるなら、本当にわたしの弟子です。あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします」と、イエスは約束されました(31-32節)。
自分はもうダメだと思う罪がありますか。その絶望はどこから来るのでしょう。悪魔から、それともイエスからですか。あなたが今、握りしめるべき聖書の教えは何ですか。
イエスよ、あなたは罪に縛りつけられていた私を自由にするために死なれ、よみがえられました。その自由の内に私が歩み続けられるように助けてください。