前の客が会計を終えたので、そのセルフレジに行って会計を始めました。するといきなり怒られました。私はその人がレジに並んでいたことに気付かなかったのです。自分のミスですから、即座に謝りました。ところが彼女は、わざとやったと私をののしったのです。
自分の間違いに気付いて心から謝ったのに、拒絶された経験がありますか。誤解されたり不当な非難の的になったりするのは気分の良いものではありません。そんな場合、相手が親しい人であればあるほど深く傷つきます。心を割って見せられたなら……、と思います。
イザヤ書11章1~5節は、神が任命された完全な裁き主とはどのようなお方なのかについて簡潔に語っています。そのお方は、「その目の見るところによってさばかず、その耳の聞くところによって判決を下さず、正義をもって弱い者をさばき、公正をもって地の貧しい者のために判決を下す」(3-4節)のです。この預言は、イエスとイエスの御業によって成就しました。私たちは弱く罪もあるので、間違うことがあります。しかし、安心して大丈夫です。全てをご存じの神が、私たちを完全に知り、正しく裁かれるのですから。
誤解されたり、不当な評価をされたりしたことがありますか。人がどうであれ、神が全てをご覧になり、何もかもご存じだということに、どのように励まされますか。
父よ、心の思い、考え方、発言、行動など、私の全てをご存じなことを感謝します。私が不当な非難をしてしまうときは、どうか赦してください。