ジェームズ・サベージは、9歳でサンフランシスコからアルカトラズ島まで、3キロ以上を泳いで往復し、完泳の最年少の記録を作りました。冷たい波に揉まれて開始30分後にはやめたくなりましたが、伴走のボートの人たちの「君ならできる」という励ましに後押しされてゴールしました。

冷たい荒波に揉まれて信仰が頓挫しそうな人たちをパウロとバルナバは励ましました。デルベの町で福音を宣べた後、「リステラ、イコニオン、アンティオキアへと引き返して、弟子たちの心を強め、信仰にしっかりとどまるように勧め」たのです(使14:21-22)。彼らは人々がイエスをしっかりと信じ続けられるように励ましました。患難で心がゆらいでいた人々は、神の力で前進できると気付き、キリストのために生きようという決意を強固にしました。そして最後に、「神の国に入るために、多くの苦しみを経なければならない」(22節)と、パウロとバルナバは教えたのです。

イエスのために生きることは、簡単ではないかもしれません。投げ出したくなることもあるでしょう。しかし、イエスと仲間のクリスチャンから、前進し続けるために必要な励ましをもらえます。私たちにはできます。神が共におられますから。