妻が「終わった!」と嬉しそうに声を上げました。大きな仕事の原稿が仕上がったのです。進め方が分からなくて不安だったときは、神の助けを祈り求めました。SNSを通して祈りの援護を求めたこともありました。
仕事の原稿は人生の一大事ではありませんが、小さなこと、または、小さいとは言えないことが原因で、不安にかられることがあります。初めての子育て、新しい職場や学校、親しい人との死別、家庭や職場、または教会の問題などです。そして、その心配ごとを神のところに持っていかないなら、不必要にイライラしたりします(ヤコ4:2)。
使徒パウロは、ピリピのキリスト者たちに「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい」(ピリ4:6)と伝えました。これは、私たちが困ったときに最初にすべきことです。状況が複雑になってくると、「心の嘆きを包まず述べて などかは降ろさぬ 終える重荷を」という賛美歌「いつくしみ深き」の歌詞のような助言が役に立ちます。
神に助けを求める中で、もしかしたら、力を貸してくれる人を探すように、私たちを導かれるかもしれません。
身近な問題で、まだ神に祈っていないことはありますか。神や人に助けを求めることをためらう理由は何ですか。
父よ、自分の重荷をあなたに祈らなかったことを赦してください。人に対しても、助けてほしいと言えるように助けてください。