最近素晴らしいものを見つけました。近所の林に小道を通って入っていくと、秘密の遊び場がありました。誰かの手作りでしょう。小枝で作ったはしごの上には見張り台。木には古い綱で作ったブランコのみならず、つり橋まで架けられていました。古い木や綱で冒険を楽しめるようにした人がいたのです。

スイスの精神科医ポール・トゥルニエは、私たちは神に似せて造られたのだから(創1:26-27)、冒険するために造られた、と信じていました。神は、全宇宙を生み出し(1-25節)、己で善悪を定めるリスクをはらんだ人間を造り(3:5-6)「生めよ。増えよ。地に満ちよ。地を従えよ」と命じられました(1:28)。ですから、神に似せられた私たちも、この地を治めながら、生み出したり、リスクを取ったり、新しいことをしたいと熱望します。この冒険が事の大小を問わず、他人のためになるなら最高です。この遊具を作った人は、それを見つけて楽しく遊んでいる人がいると知ったなら、きっと嬉しいでしょう。

新しい音楽、新しい形の福音伝道、冷え切った夫婦関係の修復など、それがどんなことであれ、冒険ならば、胸は高鳴ります。あなたは今、何に心を揺さぶられていますか。新しい役目や計画はありますか。神は新しい冒険にあなたを導いておられます。