夫の大叔父ピートと妻のルツは、記念すべき結婚80周年を2021年5月31日に迎えました。彼らは1941年、ルツが高校生だった時に出会い、どうしても結婚したくて、彼女の卒業式の翌日に駆け落ちしたのです。二人とも、神に引き合わされて今日まで導かれてきたと信じています。

二人は、この80年間を振り返って、結婚生活の鍵は、赦しを選び取ることだと語ります。健全な人間関係を知る人にとっては当然のことですが、私たちは定期的に、赦しを乞い、赦しを与える必要があります。時に、心ない言葉を口にしたり、約束を破ったり、すべきことを忘れたりして、傷つけ合ってしまうからです。

キリスト者の一致を勧めている部分で、使徒パウロは、赦しが不可欠だと語ります。手紙の読者に「深い慈愛の心、親切、謙遜、柔和、寛容」(コロ3:12)を選びなさいと語り、「だれかがほかの人に不満を抱いたとしても、互いに赦し合いなさい」(13節)と奨励しました。そして最も大切なことは、互いの間のどんな交流も愛によって導かれるべき、ということです(14節)。

パウロが述べている品性を具現化した関係は、素晴らしい祝福です。どうか、神に助けていただいて、愛と赦しに特徴づけられた健全な人間関係を育もうと努力していけますように。