俳優で武道家のチャックは母の100歳の誕生日を祝い、自分の信仰は彼女の影響が大きいと語りました。彼は「母は忍耐と信仰の良き手本でした」と述べています。大恐慌の最中、3人の息子を育て上げ、最初の夫そして2度目の夫とも死別、息子や義理の息子、孫の死も経験しました。また、度々の手術も耐え抜きました。「母は時が良くても悪くても僕のために祈ってくれました。ハリウッドで堕落しそうになった時も、私の救いと成功を求めて祈ってくれました。神が私をあるべき姿に作り変えてくださるように祈ったのです。そのことを本当に感謝しています」
母の祈りはチャックを助け、彼は救われ、敬虔(けいけん)な女性を妻にしました。彼女の熱心な祈りに神が応えてくださったのです。祈りはおまじないではないので、自分の願いをかなえる道具ではありません。しかし、使徒ヤコブは「正しい人の祈りは、働くと大きな力があります」(5:16)と保証しています。私たちもチャックの母親のように、病気の人や苦境にある人のために祈りましょう(13-15節)。私たちは祈りで神と心を通わし、神の励まし、安らぎ、そして、聖霊の働きを確信させていただきます。
あなたの周りに救いや癒やし、助けが必要な人はいませんか。神を信じて祈りましょう。神は耳を傾けておられます。
どんなとき、熱心に祈って神に答えていただきましたか。あなたは誰のために祈り続けていますか。
父なる神よ、あきらめずに祈り続けられますように。その不屈の忍耐を助ける、あなたの愛に感謝します。