青石は多種多様で、たたくと美しい音色を放つものもあります。マインクロホグというウエールズの村がありますが、その名は「鐘」または「鳴り響く石」を意味し、18世紀まで青石製の教会の鐘を使っていました。興味深いことに、英国の遺跡ストーンヘンジは青石で造られており、元々の目的は音楽だったのではと考える人もいます。その独特の音色のために、約300キロも遠方のマインクロホグ近郊から運ばれたと主張する研究者もいます。

美しい音色の石は、神の偉大な創造の御業の一つです。また、イエスがエルサレムに入城された日に語られたことを想起させます。人々が神を賛美していると、宗教指導者たちは、彼らを黙らすように要求しました。するとイエスは、「わたしは、あなたがたに言います。もしこの人たちが黙れば、石が叫びます」(ルカ19:40)と言われました。

もし青石が音楽を奏で、イエスが言われたように、石でさえ創造主を証しするなら、私たちは、神をどう賛美するでしょう。神は、私たちを造り、愛し、救ってくださったのです。神はどんな礼拝にも値するお方です。聖霊が私たちの心を揺さぶってくださり、然るべき誉れを神に帰することができますように。万物が神を賛美するのですから。