ディアビオンはまだ13歳でしたが、人助けに挑戦しました。夏休みに50カ所の芝刈りを無償で行おう、と子どもに呼び掛ける人がいると聞いたのです。それは、帰還兵やシングルマザー、障害者の家庭、それ以外でも助けが必要な人に仕えることです。この運動を始めたのは、米国50州で50カ所の芝刈りをした人で、労働倫理や地域に恩返しすることの大切さを教えていました。夏休みの楽しみ方には選択肢がありますが、ディアビオンは人に仕えることを選び、やり遂げました。

人に仕えることは、ある種の挑戦で、イエスの弟子たちも経験しました。イエスは、全人類のために亡くなる日の前夜、彼らと食事をされました(ヨハ13:1-2)。主は、苦しみと死が迫っていると十分知りながら、席を立ち、手拭いを腰に巻き、弟子たちの足を洗われました(3-5節)。そして「主であり、師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのであれば、あなたがたもまた、互いに足を洗い合わなければなりません」と言われました(14節)。

イエスはへりくだったしもべで、私たちの模範です。主は人々を愛され、盲人や病人を癒やし、福音を伝え、ご自身の命を皆のためにささげられました。キリストはあなたを愛しておられるので、あなたが今、仕えるべき人を教えてくださいます。「それは誰ですか?」と尋ねてみませんか。