シン・イーは大学入学前の長期休暇に高校生伝道の団体でボランティアをしようと決めました。しかし、時期が悪いように見えました。コロナ禍で人との接触が難しかったからです。ところが、シン・イーはよい方法をすぐに見つけました。「いつもなら、未信者の学生には学外で声を掛けて、ファストフード店やショッピングモールで会うのですが、今回はクリスチャンの仲間とズームで互いのために祈り、未信仰の学生たちには電話をかけました」
使徒パウロはテモテに伝道の働きをするように指導しましたが(Ⅱテモ4:5)、シン・イーはこれを実践したのです。人々は聞くべきことではなく、耳障りのよい話をする教師についていくだろうとパウロは警告しました(3-4節)。そんな時でも、勇気をもって「時が良くても悪くてもしっかりやり」、「忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい」(2節)とテモテを励ましました。
誰もが伝道者や牧師となるように召されてはいませんが、どんな人も、周りの人たちに、自分の信仰を分かち合う役割を担うことができます。キリストを知らない人は、滅びに向かって歩んでいます。クリスチャンは、霊が強められ、励まされる必要を感じています。神に助けていただいて、できる時に、できる場所で、福音を伝えていきましょう。
自分の信仰の話を周りの人にできないのはなぜでしょう。イエスの再臨を覚えることで、その恐れを克服できますか。
イエスよ、あらゆる機会を捕えて、あなたのみことばを伝え、イエスを信じる希望と慰めを分かち合えるように助けてください。