早朝独りのとき、心配性の性格が悪さをします。それで洗面所の鏡にハドソン・テイラーの言葉を貼りました。「神は生きておられる。聖書の中で話をされている。神は真実を語り、約束を必ず守られる」

テイラーは、長年、神と歩んだ後にこう語りました。その言葉は、神がどういうお方か、病気、貧困、孤独、悲嘆という苦難を通して、神がどのように働かれるかを想起させます。彼は、神が信頼できるという知識だけでなく、そういう実体験を持っていました。テイラーが神の約束を信じ、神に従ったおかげで、何万人という中国人がイエスを信じたのです。

神と神の御業の実体験は、神に頼れば絶対に大丈夫と知るために役立ちます。ダビデ王もそうでした。彼は神を体験し、そのお方にささげる賛歌として詩篇145篇を記しました。主はすべてのものにいつくしみ深く、すべての約束を守るお方です。神を信頼して従うならば、私たちも、神は偽りのないお方だということを、体験を通して理解できるようになります。そして、ダビデの賛歌のように、私たちも神をほめたたえ、神のことを人々に伝えるのです(詩145:10-12)。

不安な状況下でも、神は私たちがよろけないようにしっかりと支え、共に歩んでくださいます(ヘブ10:23)。