アカシュはトラック事故で重傷を負い、南西アジアのキリスト教系の病院に運ばれました。8回の手術で骨折は治りましたが、食欲を失くしました。うつ病です。家族を養わねばならないのにできません。前途が真っ暗になりました。
ある日、訪問者があって、彼の母語でヨハネの福音書を読み、祈りました。イエスによる神の無償の赦(ゆる)しと救いという希望に感動し、アカシュはイエスを信じました。うつの症状は間もなくなくなりました。家に戻った当初、この新しい信仰を家族に打ち明けるのは不安でした。しかし、結局、家族にイエスを伝え、家族6人も信仰を持ちました。
ヨハネの福音書は暗い世界に輝く灯台です。それは、「御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである」(3:16)と語り、「わたし(イエス)のことばを聞いて、わたしを遣わされた方(神)を信じる者は、永遠のいのちを持」つと述べます(5:24)。主イエスは「わたしがいのちのパンです。わたしのもとに来る者は決して飢えることがな」いと言われます(6:35)。事実、「真理を行う者は、……光の方に来る」(3:21)のです。
あなたの問題が大きくても、イエスはそれ以上のお方です。イエスは「いのちを……豊かに」与えるために来られました(10:10)。あなたもアカシュのように、世の希望、全人類の光であるイエスを信じられますように。
この世の問題に圧倒されそうだと感じていますか。イエスの臨在とみことばは、あなたをどう励ましますか。
天の父よ、御子に希望があることを感謝します。