ある日、予定が狂って、息子の迎えの時間に遅れてしまいました。私が教室に駆け込むと、彼は先生の隣でリュックを抱きしめて座っていました。「ごめんね、大丈夫?」と声をかけると、彼はため息を漏らしました。「うん。でも頭に来てる」。当然です。私だって自分に腹を立てているのですから。私は息子を愛していますが、彼の期待に添えないことがあります。また、息子が神に失望する日もあるかもしれません。ですから、息子にしっかり教えたのです。神は絶対に約束を破らないと。

詩篇33篇は、主のまことをたたえて、ほめ歌を歌えと促します(1-3節)。なぜなら「主のことばは真っ直ぐで そのみわざはことごとく真実」だからです(4節)。また、作者は世界に住むすべての人に、主を恐れよ、と語ります(8節)。なぜなら、神の被造物なる世界が、神の力と神の信頼性を具体的に示すからです(5-7節)。

計画が頓挫したり、人にがっかりさせられたりすると、神に対しても失望しがちです。しかし、「主のはかられることは とこしえに立ち」ます(11節)。思い通りにならないときでも神を賛美しましょう。慈しみ深い創造主は、すべての人、すべてのことを支えておられるのですから。主は永遠に真実なお方です。