米国のハリー・トルーマン大統領が、第2次世界大戦の終結を宣言した数分後、ミズーリ州グランドビューの小さな家の電話が鳴り、92歳の女性が席を立ちました。「もしもし。ええ、元気よ。はい、はい、ずっとラジオを聴いていたわ。できればこっちにも来てちょうだい。それじゃあね」。そして、客のところに戻ると、「今のは息子のハリー。素晴らしい子よ。電話があると思ったわ。何かが決着すると、いつも電話をくれるから」と言いました。
どんなに偉くなっても、何歳になっても、親に電話したいものです。子どもは子ども。「よくやった」と親に褒めてほしいのです。
残念なことに、誰もがこのような親子関係にあるわけではありません。しかし、どんな人でもイエスを信じるなら、神が父になってくださいます。キリストに従う人は、「子とする御霊を受けた」(ロマ8:15)ので、神の家族に加えられたからです。私たちは今、「神の相続人であり、キリストとともに共同相続人」(17節)です。「奴隷」ではなく「子」なので、イエスがゲツセマネで叫ばれたように、親しく「アバ、父」(15節、マコ14:36参照)と自由に呼びかけることができます。
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