プロサッカーの国際的なスター選手、クリスティアン・アツは、2023年2月5日、トルコで行われた試合で決勝ゴールを決めました。子ども時分は、母国ガーナで、裸足で走りながらサッカーを覚えたそうです。彼はキリスト者で、「イエスは僕の人生に起こった最高の出来事」と語りました。自分の信仰を率直に語り、聖書の一節をSNSに投稿したり、孤児のための学校に資金援助をしたりなど、信仰を行動に移す人でした。しかし、勝利のゴールの翌日、アンタキア市を大地震が襲いました。クリスティアンが住んでいた建物は倒壊し、彼は救い主のもとへ旅立ちました。

この町は昔、アンティオキアと呼ばれていました。聖書は「弟子たちは、アンティオキアで初めて、キリスト者と呼ばれるようになった」(使11:26)と語ります。2000年前、教会は、ここから始まりました。そこにはバルナバと呼ばれる使徒がいました。彼は「立派な人物で、聖霊と信仰に満ちている人」で、その影響で「大勢の人たちが主に導かれた」のです(24節)。

私たちはクリスティアン・アツに注目しますが、それは彼を偶像化するためではなく、神に頂いた機会を捉えた人と見るからです。私たちも彼のように、いつ神のみもとに召されるか分かりません。バルナバ、あるいはクリスティアン・アツのように、キリストの愛を示すための行動を、各々が自問すべきです。それこそが、勝利のゴールです。