がんになった時、イエスのもとに行く覚悟はできていたとエルシーは言います。しかし、回復しました。でも、動けなくなったのです。助かった目的は何だろうと思いました。そこで祈りました。「何ができるでしょう。お金も技術もなく、歩くことさえできません。神様、どうすれば、お役に立てるでしょう」と。

その後、彼女はちょっとした人助けを見つけました。家の掃除に順番で来てくれる移民の家政婦たちに、食べ物やチップをあげることです。少額でしたが、家計の足しになります。そうこうするうちに、彼女は神が豊かに与えておられると気付きました。親戚や友人が、贈り物やお金をくれるのです。そのおかげで、エルシーは他人を祝福できました。

彼女の話を聞きながら、まさにみことばの実践だ、と思いました。ヨハネの手紙第一4章19節「私たちは愛しています。神がまず私たちを愛してくださったからです」、と使徒の働き20章35節「受けるよりも与えるほうが幸いである」です。

エルシーは受けた物を与え、そして励まされました。彼女に必要だったのは、愛と感謝の心、そして自分の持っているものをささげる覚悟だけでした。受け、与えるという循環を通して、神は、祝福を幾倍にもしてくださいました。感謝に満ちた物惜しみしない心を求めましょう。そして、神の導きに応えて、人に施しましょう。