Month: 9月 2025

祈りという助け合い

ハイエナの群れが孤独な雌ライオンを囲み攻撃しました。ライオンは必死に反撃して敵を追い払おうとするもついに倒れ、ハイエナが一斉に群がったその時、別の雌ライオンが駆け付けました。数秒後、さらに3頭が助太刀し、ハイエナが去るまで徹底的に抵抗しました。その後、更なる襲来に備えるかのように、並んで立って地平線を見渡しました。

神のなされた業

モールスは牧師の息子で旅回りの風景画家でした。植民地時代のアメリカで細々と暮らしていました。しかし、神は彼を異業種に導かれました。モールスは科学にも興味があり、電磁石というものを知りました。彼は1832年、電信というアイデアを思いつきました。そして後年、実用的な電報システムを開発し、世界を変えたのです。

三位一体:神は1人?それとも3人?

神について聖書は、父なる神、子なる神、聖霊なる神、と教えます。神は、永遠なる一つの本質、三つの位格を持ったお方です。三つの位格なので、それぞれに神の本質の内にある独自の役割があります。父は創始者、御子は実行者、聖霊は啓発者、と各々の位格は自己認識を持ち、主体的に決断します。しかし、どの位格も自分勝手に行動したり、他の二つと対立したりしません。

御父、御子、聖霊は皆、創造に関わられました。聖書は、神が万物を「御子において造られ」(コロサイ1:16)、「神の霊が水の面を動いて」いた(創世記1:2)と語ります。

救いについては、父なる神が世を愛し、その独り子をお与えになりました(ヨハネ3:16)。キリストの復活と昇天の後、御父と御子が聖霊を遣わされました(14:16、16:7)。

イエスは、弟子たちに「父と子と聖霊の名によって」洗礼を授けるように命じ、三位一体の神を示されました(マタイ28:19)。

三位格を持つ1 人の神。この神は、私たちを愛し、私たちの救いのために御子を遣わされた天の父であり、私たちが受けるべき罰を代わって受けるために、人となられたイエス・キリストであり、私たちの内に住まわれ、罪に対する勝利を与えてくださる助け主、慰め主なる聖霊です。

この三位一体の神は、私たちの祈りに耳を傾け、悩みやつらさを理解し、御国に導いてくださるお方です。

Do Christians Believe in Three Gods? © 1992, 2002 から抄訳。

父、子、聖霊が一つの神であるという三位一体の教えは難解で、分からないままでいいとあきらめる人もいるでしょう。 9 月は、この三位一体の教えに取り組みました。
【このテーマは今月の以下のエッセーでも取り上げています。】
1日 喜びの源泉
8日 現実と真理
15日 キリストの弟子を作る
22日 正しく認識する

喜びの源泉

看護師ブロニー・ウエアーは末期患者から聞き取った後悔をブログに記しました。あんなに働かなければよかった 、友人を大切にすべきだった、などの中で、最も興味深いのは「もっと上機嫌で過ごせばよかった」かもしれません。ウエアーは、喜びに満たされて生きる秘訣は不可避の死を意識することだと語りますが、その喜びの源泉、人生の意味は、どこにあるでしょう。