あるリサーチによると、Z世代(1990年代後半〜2010年代前半生まれの人)は、お世辞やうわべの褒め言葉を敏感に察知するそうです。彼らは、率直な言葉や純粋なリスペクトに価値を置いているので、親切心から出た言葉でもうそっぽさを嫌います。おだてられるより、人格を信じてもらいたいのです。本当のことが語られるとき、自分に真剣に向き合ってもらっている、自分がリスペクトされていると感じます。しかし、これは、世代を超えた真実ではないでしょうか。

この知恵は詩編141編5節に呼応します。ダビデは「主に従う人がわたしを打ち 慈しみをもって戒めてくれますように」と祈り、善意の叱責を感謝できるようにと、願いました(5節、箴27:6参照)。ダビデは、言いづらいことを言わないのは、本当の愛ではない、本当の愛は真実を語ると示します。その目的は、恥をかかせることではなく、神の御心を示して、心が妥協に傾くのを防ぐことです(詩141:4)。この御言葉は、真実で賢明な苦言は、人格否定ではなく、むしろ、人格を育むと教えています。

正しい情報源からのマイナス評価に萎縮せず、同時に、根拠ある苦言を呈することもためらわないようにしましょう。耳あたりの良い言葉は、もうたくさんです。愛をもって真実を語る人が必要です。耳の痛い言葉こそが、その人を成長させ、癒やし、神が意図された本当の自分に導かれていく助けになる可能性が高いのですから。