新しい家に孫を泊まらせることになり、夜、部屋に広げた恐竜テントの中で一緒に本を読みました。彼はご機嫌でしたが、寝る段になると、「夜中に寂しくなったら、どうやって、おばあちゃんを探すの?」と、不慣れな家に不安気です。私は妙案が浮かび、リボンを一巻持って来ました。それを、彼のベッドから垂らし、部屋から廊下をつたわせ、私の寝室まで伸ばしました。そして「これで大丈夫。このリボンをたどれば、おばあちゃんの所に来られる」と言うと、彼は安心しました。

イエスは、生活必需品に関する不安について単刀直入に語られました(25節)。ここで「思い悩む」と訳されたギリシャ語は「分ける」という言葉から派生したといわれます。つまり、「思い悩み」は、神と自力の二方向に信頼の対象が分かれた状態というわけです。イエスが示す解決策は「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」(33節)です。この御言葉は、私たちに対する挑戦です。神の御心にまっすぐに向かえという主の招きです。

不安で心が乱れるとき、私たちは、全ての必要を賄ってくださる神が備えられた「リボン」をたどりながら、神の国、神の方法、神の臨在に向かうことができます。