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寄稿一覧 Ade Chandra

キリストに栄光を

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書48-49
◆ ヘブル7
聖書のみことば ヨハネ3:22-36
 
あの方は盛んになり私は衰えなければなりません。―ヨハネ3:30

シェリが婚約したとき、彼女の友人エイミーは心から嬉しく思いました。彼女はブライダルシャワーを主催し、一緒にウエディング・ドレスを選び、結婚式ではブライドメイドになって彼女を支えてくれました。そしてシェリに子どもが生まれたときは、ベビーシャワーをして友人の幸せを誰よりも喜びました。

待つ……

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書46-47
◆ ヘブル6
聖書のみことば ルカ2:22-38
 
幸いなことよ。主を待ち望むすべての者は。―イザヤ書30:18

秋はミシガン州の狩猟シーズンです。この数週間、免許のあるハンターたちは森に入って、様々な種類の野生動物を狩ることができます。ある人たちは、丈夫な木製のタワーを苦心して作り上げ、そこに何時間も陣取って、シカがライフルの射程圏内に入って来るのをじっと待ちます。

すばらしい土地柄

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書43-45
◆ ヘブル5
聖書のみことば ローマ14:13-19
 
なぜなら、神の国は飲み食いのことではなく、義と平和と聖霊による喜びだからです。―ローマ14:17

どこに住むかによって、どんな風に暮らすかが決まるということがあります。例えば、うちの近隣はごみ収集車が火曜日の朝に来るので、ごみは当日9時までに家の前に出さなければなりません。それ以外の時にごみを出すと、近所から苦情が出ます。また、子どもが多い地区なので、徐行を促す道路標識があちこちにあります。それで私たちは、子どもがボールなどを追いかけて道路に飛び出してくるかもしれないと、注意してゆっくり運転しなくてはなりません。

一直線に耕す

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書40-42
◆ ヘブル4
聖書のみことば ピリピ3:8-17
 
キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです。―ピリピ3:14

トラクター初体験の朝です。さわやかな風が畑を吹きぬけ、コオロギが鳴いています。そんな田舎の静寂を、エンジンのごう音が破りました。私は、すきを地面に入れながら畑を耕し、どんどん進んで行きました。計器類に目を配り、ギアをシフトさせ、冷たい鉄製のハンドルをギュッと握って、トラクターのすごい威力に感動していました。しばらくして成果を見ようと振り返ると、目に入ってきたのは思い描いていたまっすぐなラインではなく、蛇行の曲線です。これではがっかりです。

広大な滝

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書37-39
◆ ヘブル3
聖書のみことば 黙示録1:9-17
 
その足は、炉で精錬されて光り輝くしんちゅうのようであり、その声は大水の音のようであった。―黙示録1:15

ブラジルに行ったとき、世界三大瀑布(ばくふ)のひとつ、イグアスの大瀑布の見学に行きました。それは息を飲むほどの絶景でしたが、一番心に残ったのは、滝の景観でもものすごい水しぶきでもありません。それは音です。その大音響は「耳をつんざく」という表現を超えていました。まるで自分が音の中にすっぽり入ったかのようで、自分がいかに小さな存在か、それを思い知らされる圧倒的な体験でした。

危機の中の平安

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書34-36
◆ ヘブル2
聖書のみことば ヨハネ14:19-27
 
わたしは、あなたがたに平安を残します。―ヨハネ14:27

教会の役員をしているテッドが、警察官として働いていた頃のことです。ある日、通報を受けて急行すると、自分の生命が脅かされるような事態に直面しました。人を刺した男が、その刃物をテッドに向けたので、仲間の警官は拳銃を発砲しました。犯人は取り押さえられましたが、流れ弾がテッドに当たったのです。テッドは救急車で病院へ運ばれました。そのとき、聖霊による深い平安が、波のように打ち寄せてくるのを感じました。彼の心は本当に平静で、あわてている同僚に落ち着くように言ったほどでした。

羊が水の中を歩む

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書32-33
◆ ヘブル1
聖書のみことば Ⅱテモテ3:13-17
 
聖書はすべて……有益です。―Ⅱテモテ3:16

作家C.S.ルイスは、宗教的な概念はスープのようだと言いました。とろみのついたポタージュもあれば、さらさらしたコンソメスープもあります。聖書の中には、確かに濃厚な概念があります。知的に理解することが難しい、複雑で神秘性と機微に富んだ概念です。例えば、「神は、人をみこころのままにあわれみ、またみこころのままにかたくなにされるのです」(ロマ9:18)というみことばを理解するのは簡単ではありません。しかし、聖書の中には、さらっと分かる考えもあります。「神は愛です」というヨハネの手紙第一4章16節のみことばは、これ以上ないというほど単純明快です。

水を求めて

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書30-31
◆ ピレモン
聖書のみことば ヨハネ4:1-15
 
私が与える水を飲む者はだれでも、決して渇くことがありません。
―ヨハネ4:14

アメリカ合衆国は巨費を投じて、火星に水の痕跡がないかを探しています。NASA航空宇宙局は、双子の探査機「オポチュニティー」と「スピリット」を送って、現在か、また過去のある時点で、この赤い惑星に水が存在していたか否かを調査しました。なぜでしょう。科学者たちは、この小さな双子探査機から送信されるデータを解析して、火星に生命体が存在していた可能性を解明しようとしています。生物が存在するためには、水が必要です。水がなければ何も生きていけません。

口をガードする

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書27-29
◆ テトス3
聖書のみことば 箴言15:1-7
 
知恵のある者の舌は知識をよく用い、愚かな者の口は愚かさを吐き出す。
―箴言15:2

私は、ベラルーシのミンスクの地下道を友人のユリヤと彼女の娘アナスタシアと歩いていました。すると突然、汚いコンクリートの地面に顔面が衝突して、気づいたら口の中が砂利や砂でいっぱいになっていました。どういうわけか、転んだのです。何ということでしょう。「ペッ!」と吐き出しても、汚いものはすぐには出ていきません。