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寄稿一覧 Ade Chandra

とにかく立地

1年で聖書を!
◆ イザヤ書23-25
◆ ピリピ1
聖書のみことば コロサイ1:3-14
 
神は、私たちを暗やみの圧制から救い出して、愛する御子のご支配の中に移してくださいました。―コロサイ1:13

今日、米国で不動産の売買をするのは容易なことではありません。住宅の価格はかなり落ち込んでいます。商業用物件を処分しようとするなら、さらに困難です。不動産の取引に関して言うならば、「とにかく立地」という昔からの言い伝えを心に留めていることが大切です。

監督者なし?

1年で聖書を!
◆ イザヤ書20-22
◆ エペソ6
聖書のみことば 箴言6:6-11
 
[蟻の]やり方を見て、知恵を得よ。蟻には……支配者もいないが、……食物を確保し、……食糧を集める。―箴言6:6-8

自宅の裏庭のデッキがへこみ出したとき、自分で修理するのは無理だと思いました。そこで何件かの業者に電話をかけ、見積もりを取り、建築業者を選んで新しいデッキを作ってもらいました。

天国からの癒やし

1年で聖書を!
◆ イザヤ書17-19
◆ エペソ5:17-33
聖書のみことば Ⅱコリント1:1-10
 
慈愛の父、すべての慰めの神がほめたたえられますように。―Ⅱコリント1:3

トマス・ムーア(1779-1852)は、アイルランドの詩人であり、作詞家、そして歌手です。多くの人たちが彼の歌を聴き、また歌いました。彼の才能は、多くの人たちに喜びを与えました。しかし悲しいことに、彼の生活は、5人の子ども全員に次々と先立たれるという不幸に見舞われ、とても困難なものでした。ムーアの賛美歌は、「なやむものよ、とく立ちて、めぐみの座にきたれや。天のちからにいやしえぬ、かなしみは地にあらじ」(讃美歌399番)と語っていますが、彼の心の痛みを思うとき、この言葉は一層重みを帯びてきます。心に響くこの歌詞は、祈りの中で神にお会いするならば、私たちの痛んだ心も癒やされていくことを思い出させてくれます。

静寂を探して

1年で聖書を!
◆ イザヤ書14-16
◆ エペソ5:1-16
聖書のみことば マルコ1:35-45
 
まことに私は、自分のたましいを和らげ、静めました。―詩篇131:2

歌手のメグ・ハッチンソンは、「次のアルバムは45分間の静寂であるべきです。なぜなら、それが社会に一番欠けているものですから」と語りました。

語調チェック

1年で聖書を!
◆ イザヤ書11-13
◆ エペソ4
聖書のみことば コロサイ4:2-6
 
あなたがたのことばが、いつも親切で、塩味のきいたものであるようにしなさい。そうすれば、ひとりひとりに対する答え方がわかります。―コロサイ4:6

勤めを終えて帰宅中、車中で気になるラジオのCMを聞きました。それは、Eメールの書き方をチェックしてくれるパソコンソフトの宣伝です。綴りや文法をチェックしてくれるソフトがあるのは知っていますが、これはそうではありません。このソフトは、語調のチェックをするのだそうです。つまり、自分の書いた文章が、攻撃的や不親切、または利己的な印象を与えていないか、メールの言葉遣いや語調をチェックしてくれるというのです。

千回目の誕生日

1年で聖書を!
◆ イザヤ書9-10
◆ エペソ3
聖書のみことば アモス書4:7-13
 
あなたの神に会う備えをせよ。―アモス書4:12

ジョナサン・ワイナーは、「Long for This World」(あと、どれだけ生きられるか)という著書の中で、科学の力で途方もない延命をすることが可能だと述べています。その中核となっているのは、科学の進歩によって人間の寿命が将来、千歳になるという、イギリスの科学者オーブリー・デ・グレイの予測です。デ・グレイ博士は、分子生物学がすでに加齢の治療法を見つけ出したと述べています。

壁の物語

1年で聖書を!
◆ イザヤ書7-8
◆ エペソ2
聖書のみことば エペソ2:11-22
 
キリストこそ私たちの平和であり、二つのものを一つにし、隔ての壁を打ちこわし、―エペソ2:14

イギリス北部の史跡、ハドリアヌスの長城を見物に行ったとき、これこそが、西暦117年に即位したローマ帝国皇帝ハドリアヌスの、最も名高い業績だろうと思いました。北方民族の侵入を防ぐために築かれた、この壁の全長は118キロメートルで、当時1万8千人ものローマ兵士が配置されていました。

今は必要ない

1年で聖書を!
◆ イザヤ書5-6
◆ エペソ1
聖書のみことば ローマ11:33-12:2
 
心の一新によって自分を変えなさい。―ローマ12:2

作家志望の人にとって、次から次へと作品を送り返されるのは、かなり落ち込む体験です。出版社に原稿を送ると、「寄稿をありがとうございました。しかし現在のところ、この種の原稿は、当社の必要と合致しません」という内容の手紙が送られてきます。多くの場合、「現在のところ」ではなく、「未来永劫に」というのが現実なのです。それで彼らは、次から次へと別の出版社に原稿を送り続けるのです。
私は、この「現在のところ(そして、未来永劫に)…必要と合致しません」という表現は、信仰を育てる上で有益だと気づきました。心を一新して、神のみに焦点を合わせることに役立つのです。それは、こういうことです。

2本の棒の物語

1年で聖書を!
◆ イザヤ書3-4
◆ ガラテヤ6
聖書のみことば 出エジプト記4:1-9,17
 
あなたはこの杖を手に取り、これでしるしを行わなければならない。
―出エジプト記4:17

大したものが手元にないときに、どれほどの結果を生み出すことができるでしょう。よくある陳腐な質問です。私たちは、多額の資金や優秀な人材、そして革新的アイディアがあれば、もっと大きな成果を上げることができると考える傾向にあります。しかし、神にとって、これらは大したものではありません。例を見てみましょう。