寄稿者

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寄稿一覧 Ade Chandra

みずみずしい実

1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌13-15
◆ ヨハネ7:1-27

 
正しい者は、……年老いてもなお、実を実らせ、―詩篇92:12、14

地元紙の死亡告知記事に古い写真が添えられていることがありますが、私はそれを見るのが好きです。例えば、「89歳。大恐慌時代、カンザスの農場で育った」には目を輝かせた若い女性の写真が、「92歳。第二次世界大戦で祖国のために戦った」には軍服に身を包み、にっこり笑う若者の写真が添えられていたりするのです。そこからは、「いつも年寄りだったわけじゃないんだよ」という声が聞こえてきそうです。

素直に受け入れる

1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌10-12
◆ ヨハネ6:45-71
聖書のみことば ヤコブ1:13-22

 
すべての汚れやあふれる悪を捨て去り、心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます。―ヤコブ1:21

ヤコブの手紙第1章を読んでいて、「心に植えつけられたみことばを、すなおに受け入れなさい。みことばは、あなたがたのたましいを救うことができます」(21節)というみことばにハッとしました。決心できずにいたあることが心に浮かび、私は思いました。「この期に及んで、さらに本を読んだり、セミナーに出たり、友だちに相談する必要はないんだ。聖書が教えているとおりにすればよい。」私はこの件について、より多くの情報を得ようとしてきたのですが、その努力は神の指示に従うのではなく、それに抵抗する結果になっていたのです。

壊れた関係

1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌7-9
◆ ヨハネ6:22-44
聖書のみことば ピリピ4:2-7

 

何事でも自己中心や虚栄からすることなく、―ピリピ2:3

我が家のバルコニーから20階建てのアパートが解体される様子が見えました。わずか1週間ですべて終わってしまい、そこでは今、別の建物が建築中です。この建築工事は夜間も週末も休みなく続いていますが、数ヶ月たった今もまだ竣工していません。築き上げるより破壊する方がずっと簡単なのです。

私たちは変えられる

1年で聖書を!
◆ Ⅰ歴代誌4-6
◆ ヨハネ6:1-21
聖書のみことば Ⅱコリント4:16-5:8

 
私たちはキリストに似た者となることがわかっています。なぜならそのとき、私たちはキリストのありのままの姿を見るからです。―Ⅰヨハネ3:2

若年性アルツハイマー症を患ったトマス・デバッジオは、著書「アルツハイマーと闘う―言葉と記憶がすべり落ちる前に」を記しました。記憶が徐々に失われ、すべきことや場所、周りの人たちのことを完全に忘れていく過程を年代順に記録したのです。

復讐の代わりに

1年で聖書を!
◆ I歴代誌1-3
◆ ヨハネ5:25-47
聖書のみことば 申命記19:16-21;マタイ5:38-45

 
復讐してはならない。……あなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。
―レビ記19:18

ある牧師は、日曜日の礼拝中に声をかけられ、振り向きざまに殴られました。殴った男は逮捕されましたが、牧師はそのまま礼拝メッセージを続け、男のために祈りました。その上、収監中の男を訪問しました。この牧師の行為は、とても良い模範です。

不公平

1年で聖書を!
◆ Ⅱ列王記24-25
◆ ヨハネ5:1-24

 
私が誇り高ぶる者をねたみ、悪者の栄えるのを見たからである。―詩篇73:3

人生は不公平だと思ったことがありませんか。イエスの教えに従って生きようして大変な状況にあるなら、そんなことを気にかけない人たちの人生が順風満帆なのを見てイライラするかもしれません。いんちきをした人がビジネスに成功したり、どんちゃん騒ぎに興じている人が健康でいる一方、あなたやあなたの家族が病気で苦しんだり、経済的な問題をかかえたりしているなら、裏切られたような気分になるでしょう。善良であっても何も良いことはないと思えてくるかもしれません。

強烈な発言

1年で聖書を!
◆ Ⅱ列王記22-23
◆ ヨハネ4:31-54
聖書のみことば Ⅰヨハネ3:10-18

 
義を行わない者はだれも、神から出た者ではありません。
―Ⅰヨハネ3:10

クリスチャンを嫌う人たちの言い分が、「クリスチャンらしくない(UnChristian)」という本の中に列挙されています。彼らの主な不満は、一部のクリスチャンたちのそうでない人たちに対する態度です。この本の著者が調査した人たちは、クリスチャンは自分たちとは違う人たちに対しては偽善的、批判的、そして、態度が横柄で不親切だと見ていました。

すばらしい足の指

1年で聖書を!
◆ Ⅱ列王記17-18
◆ ヨハネ3:19-36
聖書のみことば Ⅰコリント12:14-26

 
たとい、足が、「私は手ではないから、からだに属さない」と言ったところで、そんなことでからだに属さなくなるわけではありません。
―Ⅰコリント12:15

最近、不可解なスポーツの話を聞きました。こんなことに興じる人がいるとは、何とも不思議だと思います。それは「足の指相撲」です。毎年、イギリスで世界選手権が開催され、各国の人々が集まります。選手たちは素足になって、互いに向き合って地べたに座り、片方の足の親指同士を絡ませます。そして、腕相撲が相手の手を机に押さえつけるように、相手の足を床に押さえつけようとするのです。

戻って来なさい

1年で聖書を!
◆ Ⅱ列王記15-16
◆ ヨハネ3:1-18
聖書のみことば 詩篇51:1-13

 
あなたの救いの喜びを、私に返し、喜んで仕える霊が、私をささえますように。―詩篇51:12

アミーリアが病院の待合室で待っていると、良く知っている賛美歌のメロディーがスピーカーから聞こえてきました。それは、「『われに来よ』とイエスきみは」でした。19歳で病身のアミーリアは、その歌詞を思い出して微笑みました。「来よ、来よ」と神が呼びかける歌のメロディーが、重病人のいる病院の待合室で流れているというのは、奇妙だったかもしれません。