1年で聖書を!
◆ Ⅱ列王記15-16
◆ ヨハネ3:1-18
聖書のみことば 詩篇51:1-13

 
あなたの救いの喜びを、私に返し、喜んで仕える霊が、私をささえますように。―詩篇51:12


アミーリアが病院の待合室で待っていると、良く知っている賛美歌のメロディーがスピーカーから聞こえてきました。それは、「『われに来よ』とイエスきみは」でした。19歳で病身のアミーリアは、その歌詞を思い出して微笑みました。「来よ、来よ」と神が呼びかける歌のメロディーが、重病人のいる病院の待合室で流れているというのは、奇妙だったかもしれません。

この賛美歌は感傷的すぎるから好きではない、と言う人たちがいます。しかし、「来よ、来よ、疲れたるもの。イエスは愛の手をば伸ぶ、とくイエスに来よ」という繰り返しの部分の歌詞は、気まぐれで自分勝手な罪人の背中を押してくれるかもしれません。

クリスチャンが、神の御心より自分の思いを優先させるなら、その人の信仰は後退していきます。神との交わりがなくなって、好ましくない状態になっていきます。私たちは時として、自我を貫きたいという古い自分に戻ってしまうことがありますが、神はそんな私たちを「戻ってきなさい」と、常に招いてくださいます。神は、慈しみ深くあわれみ豊かなお方ですから、私たちが反抗的な態度を捨てて、神のもとに戻ってきて赦しを請うならば、心から喜んでくださいます(詩51:1-2、ルカ15章)。

あなたの心は、救い主から離れてはいませんか。イエスは、私のもとに戻って来なさいと、あなたを呼んでおられます。

(Cindy Hess Kasper)

神の子どもはいつでも家に戻るのを歓迎される。