神は既に 知っている
◆ 詩篇60-62
◆ ローマ5
彼らのまねをしてはいけません。あなたがたの父なる神は、あなたがたがお願いする先に、あなたがたに必要なものを知っておられるからです。―マタイ6:8
パイロットをしている友人が、フライト中に機械系統の深刻なトラブルに見舞われたときの話をしてくれました。コックピット内の警告ランプによって問題発生が知らされると、彼は、計器を監視しながら目的地まで航行しました。
私の主
◆ 詩篇54-56
◆ ローマ3
トマスは答えてイエスに言った。「私の主。私の神。」―ヨハネ20:28
イエスは復活された後、弟子たちの前に現れて、ご自身の手と足をお見せになりました。弟子たちは初め、うれしさのあまり真実とは信じられなかったと聖書は語っています(ルカ24:41)。トマスはほかの弟子たちと一緒にいませんでしたが、彼もまた、自分の目で確かめるまでは信じることができませんでした。しかし、イエスが現れ、釘で打ち付けられた穴に指を入れ、わき腹に手を差し入れなさいと言われたとき、トマスは「私の主。私の神」と叫びました(ヨハ20:28)。
太平洋ゴミベルト
◆ 詩篇51-53
◆ ローマ2
水の集まった所を海と名づけられた。神はそれを見て良しとされた。―創世記1:10
海を巨大なごみ箱にしてもよいと考えている人たちがいる、という困った内容の報告書を目にしました。ここに一部抜粋します。「太平洋に出て、驚くほど大量のプラスチックが浮いているのを見たなら、これが『太平洋ゴミベルト』です。その海域には300万トンのプラスチックごみが浮遊しており、その広さはアメリカのテキサス州より広大です。そこには1平方キロメートルあたり1万8,000個のプラスチック片が浮いているのです。」他の情報筋の見積もりによれば、ごみの量はもっと多いそうです。プラスチックは分解されないので、特にやっかいです。
明快に表す
◆ 詩篇49-50
◆ ローマ1
私は福音を恥とは思いません。福音は……信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。―ローマ1:16
デトロイト・タイガースとシカゴ・ホワイトソックスの試合を見に行くので、私はわくわくしていました。敵地に乗り込む朝、私はタイガースのTシャツを誇らし気に身に着けました。ところが、寒かったので上にトレーナーを着なければなりませんでした。がっかりです。これでは球場で、タイガースファンであることを誇示することができません。しかし、雨のため3時間遅れでやっと試合が始まると、私は懸命に声援を送って、タイガースへの忠誠心をみんなに分かるように示すことができました。
専門家の修理
◆ 詩篇46-48
◆ 使徒28
四つ辻に立って見渡し、昔からの通り道、幸いの道はどこにあるかを尋ね、それを歩んで、あなたがたのいこいを見いだせ。―エレミヤ書6:16
修理しようとして失敗したことがあるなら、私が自動車修理工場で見かけた「ご主人の修理した車を直します」という広告をありがたいと思うでしょう。車だけでなく配水管や電化製品などの修理も同じです。自分ではなかなかうまくできないので、信頼できる専門家に任せたほうが良いのです。
同じように、私たちは自分の罪や葛藤を自分で何とかしようとしますが、その努力に抵抗するのもまた自分自身です。
ただ引退するのではなく
◆ 詩篇31-32
◆ 使徒23:16-35
その人はただ、……自分の同族の者が任務を果たすのを助けることはできるが、
―民数記8:26
世界最高峰のエベレスト山に初登頂したのはエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイのふたりで、それは1953年のことでした。ヒラリーは33歳でこのような偉業をなし、富と名声、そして、偉大な人生を歩んだ充足感を得ました。ヒラリーはその後の55年間、何をしたのでしょう。成功に安んじて、楽隠居をしたでしょうか。いいえ、まったく違います。