神の恵みに驚く
鍵をかけ忘れた引き戸から男が忍び込んだとき、その家の奥さんはソファーで居眠りをしていました。泥棒は寝室に入って、テレビを持ち出そうとしました。すると、家の主人が目を覚まし、人影に向かって寝ぼけながら、「ハニー、ベッドへおいでよ」とささやいたのです。泥棒はうろたえ、鏡台の上にあった札束をつかんで逃げていきました。
四つの見方
礼拝に行きながらも、ジョアンの心は乱れていました。子どもの問題で悩み疲れて、母親を「辞めたい」とさえ思っていました。すると、牧師は何かを辞めたいと思っている人たちの励ましにと言って、次の提案をしました。
やってしまった
セルフ給油に入ろうとすると、女性の止めた車が邪魔で給油機まで進めません。リサイクルボックスに何かを入れるためだったようですが、私は待つ気になれず、イライラしてクラクションを鳴らしました。そして、反対側からバックで大回りして給油機まで行きました。やってしまいました。たった30秒が待てずに失礼な行為をした自分に落ち込みました。そして、神に謝りました。確かに、彼女は指定された場所に駐車するべきだったかもしれませんが、私とて、もっと配慮できたはずです。しかし、後悔先に立たずです。彼女は行ってしまいました。
メイン・イベント
地元のお祭りで花火大会がありました。ところが、メインの打ち上げ花火の他に、小さな花火が左右でときどき上がります。それはそれで美しいのですが、気が散って、肝心の大きな花火に集中できないこともありました。
はっきりとは見えない
友だちのメーガンは乗馬が上手で、馬について興味深いことを教えてくれます。例えば、馬は陸上の哺乳類で一番大きな目をしていますが、視力は弱く、人間より少ない色しか識別できません。そのため、地面にあるものを見分けられないことがあります。例えば棒のようなものがあるとすると、それが安全にまたげるただの棒なのか、それとも危険な大蛇なのか分かりません。そのため、訓練されていない馬は、すぐに怖がって逃げ出してしまいます。
愛の南京錠
恋人たちが永遠の愛の象徴として、自分たちの名前を刻んだ南京錠を門や橋などの公共設備にかける「愛の南京錠」という儀式が、フランス、中国、オーストリア、チェコ、セルビア、スペイン、メキシコ、北アイルランドなど、世界中に広がっています。公共施設を管理する人たちの中には、これは迷惑行為だと言う人がいます。あまりにも多くの南京錠が付けられて、事故にでもなったら大変だと不快に思います。一方で、これは献身的な愛の表現であり、美しい芸術だと捉える人もいます。
神のいつくしみ
ロジャーは災難つづきでした。心臓弁膜症を治療する開胸手術を受けましたが、1~2週間で合併症を起こして再手術となりました。リハビリを始めてようやく回復し始めた頃、自転車で転んで鎖骨を骨折しました。それだけではありません。彼はこの最中に母を亡くすという悲しみも味わったのです。ロジャーは失意のどん底でした。小さいことの中にでも、神を感じたことがありますかと尋ねられて、この時期、そんな風にはとても思えなかったと言いました。
わたしのもとに来なさい
イエスはこの世に住まわれた間、御もとに来るようにと、人々を招かれました。今も招いておられます(ヨハ6:35)。では、イエスと父なる神は、私たちに何をくださるのでしょう。
迷子の羊
ローラは山羊と羊を借りてトラックに乗せました。キリスト降誕劇のリハーサルのためです。動物たちは少しの間バタバタして、頭突きをしたりしていましたが、やがておとなしくなりました。動物を乗せて教会に向かう途中、ガソリンスタンドに立ち寄りました。