信仰の遺産
米国のキリスト者の場合、母と祖母が信仰継承に多大な影響を及ぼしたと、2019年の調査で明らかになりました。信仰を継承した人の約3分の2は母のおかげだと言い、3分の1は祖父母(主に祖母)の功績だと答えました。
クリスマスの光
クリスマスツリーは、燃えているように見えました。 電飾ではなく、火のついたろうそくで、ツリーが飾られていたからです。私たち家族は、伝統的なドイツのクリスマスのお祝いに招待されました。昔ながらのデザートや本物のろうそくの炎で飾られたツリーを楽しみました(安全のために、切り出した新鮮な木を使い、ろうそくの灯も、一晩限りです)。
ウォークオン
ベン・マルコルムソンは、アメリカンフットボールの経験は皆無で、2007年のローズボウルを制した南カリフォルニア大学チームの「ウォークオン」になりました。「ウォークオン」とは、スポーツ特待生以外の選手のことです。彼はジャーナリズム専攻で、名門チームの過酷な選抜過程を当事者として書こうと決意しました。回想録『ウォークオン』は、こうして生まれましたが、信じられないことに、チームのポジションも獲得したのです。彼は、神の目的があるはずだと信じ、それを見つけようとしました。しかし、チームメイトは信仰の話には無関心だったので、がっかりしました。神の導きを祈ると、イザヤ書のみことばが示されました。神は「わたしのことば……は、わたしが望むことを成し遂げ、わたしが言い送ったことを成功させる」(イザ55:11)と語られたのです。このみことばに触発されて、ベンは匿名ですべての選手に聖書を贈りましたが、結果は再度の拒絶でした。しかし後年、悲劇的な死を遂げた1人の選手がその聖書を読んでいたと分かりました。そして、死の直前には、聖書の神を慕い求め、神と関係を築いていたことが分かりました。
ハレルヤ!
ヘンデルの「メサイア」は、毎年、世界中で何千回も演奏されている、最も有名なクラッシック音楽の一つです。驚くべきことに、ヘンデルは、わずか24日間でこれを完成させたといいますが、非常に壮大な作品です。演奏が始まってから約2時間後に歌われる「ハレルヤ・コーラス」で、クライマックスに達します。
再発見
デンマークを1970年に訪れた某自動車会社の重役は、1939年製のビュイック社のデュアル・カウル・フェートン(折りたたみ式の幌を備えたオープンカー)を所有している人がいると知りました。生産には至らなかった、唯一無二の車の発見でした。彼は喜んでそれを購入し、復元のために尽力しました。現在、この車は、世界的に有名なクラシックカーコレクションの一つです。
砕かれたからこそ美しい
背景に溶け込むモノクロ調のユリの絵。マコト・フジムラの「百合を想え」を初めて見た時、単にそれだけのことだと思いました。しかし、それは鉱物を砕いた岩絵具を日本画の手法で80層塗り重ねた、彼が「スローアート」と呼ぶ作風だと知ったので、じっくり見てみました。すると、美しく複雑な層が見えてきます。フジムラは、砕かれたものの美は福音に通じると語ります。イエスの受難が世界を癒やし希望をもたらしたのですから。
愛なしでは役立たず
注文したテーブルが届いたので部品を箱から出して広げてみると少し変です。きれいな天板と他の部品は揃っていますが、脚が1本足りません。全部の脚が揃っていなければ組み立てても役に立ちません。
大きな愛
西ヨーロッパを解放するために行われた史上最大の海上作戦、ノルマンディー上陸作戦。その開始されたDデイから75周年を記念する式典が行われ、作戦に参加した156,000人以上の兵士らの栄誉をたたえました。当時の米国大統領ルーズベルトは、1944年6月6日、ラジオを通じて神の加護を祈り、「彼らは侵略するために戦うのではありません。侵略を終わらせるため、解放するために戦います」と語りました。
天からの食べ物
スイスのオルテンで、2020年8月、チョコレートの雪が降りました。チョコレート工場の換気システムが誤作動を起こして、チョコレートの粒子を放出した結果、道路や車がチョコレートでおおわれ、町中が甘い香りに包まれました。