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Tim Gustafson

Tim Gustafson

ティム・グスタフソン氏は、「デイリーブレッド」と「Our Daily Journey」のライター、そして「探求の書シリーズ」の編集者として主に仕えています。宣教師の養子としてガーナで育ったので、欧米の生活を全く別の視点で見ることができます。ティムと妻リサとの間には、ひとりの娘と7人の息子がいます。大好きな聖書のみことばは、「みなしごの父、やもめのさばき人は 聖なる住まいにおられる神。神は孤独な者を家に住まわせ、捕らわれ人を導き出して栄えさせられる」(詩篇68:5-6)ですが、それは驚くに値しないかもしれません。

寄稿一覧 Tim Gustafson

共に生きる

新型コロナウイルスの感染が広まる中、ケリーは脳腫瘍で闘病中でした。心臓と肺に水がたまり入院しましたが、コロナのために面会禁止です。夫のデイブは、家族と親戚を集めて、妻を励ます横断幕を作ってほしいと頼みました。「最高のママ!」「大好き!」「一緒にいるよ!」そして、病院の窓から見える道にマスクをした総勢20人で、それを掲げました。ケリーは看護師に助けてもらって、4階の窓からそれを見ました。デイブは「見えたのは、マスクをして手を振る人影だけでした。しかし、それは愛しい姿でした」と述べています。

楽園の神

ずいぶん前ですが、ジョニ・ミッチェルは「ウッドストック」という自作の歌で、人類が悪魔との「取引」という罠に落ちたと述べました。シンプルで平和な生き方を促して、「園」に帰ろうと歌いました。彼女は、目的と意味を切望する世代を代弁したのです。

大胆な改革

ミシガン州の我が家の壁にはガーナの儀式用の弓と矢筒が飾ってあります。昔、宣教師をしていた父が現地で購入し、私が遺品として受け継いだのです。ある日、ガーナ人の友人が家に来ると微妙な顔をしました。そして、弓に結ばれていた物を指さして「これはおまじないです。何の力もないことは分かっていますが、私なら家には置きません」と言いました。私たちは急いで弓からそれを切り取り、捨てました。神以外を拝するものを家に置きたくはありませんでした。

正当化しない

なぜ車を止められたか分かりますかと交通警察官が尋ねると、ドライバーは心当たりがないと言いました。そこで「運転中にスマホをいじっていましたね」と諭すと、「いいえ。見ていたのはガラケーです」と反論しました。「ながらスマホ」の禁止は、ガラケーなら大丈夫というわけではありません。法律はわき見運転を禁じているのです。

気象予報士の間違い

若い予報官のチャールズ・ピアスは、ふたつの前線の影響でハリケーンはニューイングランドまで北上すると1938年9月21日の正午の会議で警告しましたが、上司たちは一蹴しました。熱帯低気圧はそれほど北上しないからです。しかし、2時間後、ロングアイランドで地滑りが発生。ハリケーンは午後4時にはニューイングランドに到達していました。船は座礁し、家は破壊されて海に飛ばされ、600人以上が亡くなりました。確かなデータと詳細な気象図に基づいたピアスの警告が公表されていればと悔やまれます。

いじった

無神論者の著名な天文学者が1980年代初頭に「事実の常識的な解釈は、超知性の存在が物理学、化学、生物学をいじったというものだ」と書きました。実存する証拠は、何かが宇宙を設計したように見えると述べ、「無目的に働く力は自然界には存在しない」とも語りました。つまり、目に見えるものはすべて、誰かが計画したように見えると言ったのです。しかし、彼は無神論者のままでした。

死さえも

早世した友を惜しんで悲嘆に暮れる人がいました。死は、昔も今も、全ての人を打ちのめします。どんなに悲しんでも時間は戻せません。

時は夜であった

エリ・ヴィーゼルの小説『夜』は、ナチスの死の収容所の体験に基づいています。物語の順序は出エジプト記の逆です。神の民は、過越の祭りの後、モーセに率いられて奴隷から解放されました (出12章)。一方、ナチスは過越の祭りの直後にユダヤ人の指導者たちを逮捕しました。

永遠に残る仕事

李氏朝鮮時代の王、英祖(1694年~1776年)は、腐敗と贅沢を是正しようとして伝統工芸の金糸の刺繍まで禁じたので、その技術が廃れました。2011年、シム・ヨンオク教授は、その復元を試みました。金糸は金箔をこうぞ紙に貼り付け、手作業で細く切ったと推測し、その工程を再現させました。