Category  |  キリストのように生きる

天国のヒント

私の集う教会から通りを挟んだ所に、世界的に有名な植物園があります。そこで地域の教会の親睦会が催されました。私は園の中を歩き、植物を熟知する人たちが丹精込めて育てた木や花を見ながら、昔からの知り合いに挨拶をしたり、久しぶりに会う人たちと近況を分かち合ったりしました。その催しは、天国はこういうところかしらという、教会のあるべき姿を象徴するものに富んでいたように感じました。

沈黙の音

釣り仲間が「深い川は静かに流れる」ということわざを巧みに逆転させて、「浅い川は、大きな音を立てて流れる」と言いました。つまり、あれこれ騒ぎ立てる人ほど、中身が無いと言いたかったのです。裏返して言うなら、私たちは聞くことをおろそかにしている、ということになります。「サウンド・オブ・サイレンス」という歌の中に、傾聴しない人たちが登場します。言葉が聞こえていても、まず自分の考えを脇において、相手の話に耳を傾けることができません。黙して静まることを学ぶのは、誰にとっても良いことです。

御子の光を反射する

ノルウェーのリューカンは、北緯の高いところに位置し、そそり立つ山に囲まれているので10月から3月まで日光が射し込みません。そこで日光を反射させて町を明るくしようと、山に巨大な鏡が設置されました。それは太陽の動きに沿って回転し、町の中心部を照らします。

やさしい光

中国雲南省の田舎に住むワン・シャオイン一家は、夫が病気で貧困にあえいでいました。姑は、この災難はシャオインの信仰のせいだと言って彼女をいじめ、先祖を拝むように言いました。しかし、妻が内から変えられたことを見ていた夫は、「母さん、シャオインだけではダメなんだ。僕たちも神を信じよう」と言ったのです。妻の変化を見て、彼はイエスの福音を信じるべきではないかと真剣に考えていました。

香りと手紙

バラのそばを通ると、花に顔を近づけて香りを楽しまずにはいられません。甘い香りは私の心を元気づけ、前向きな気持ちにしてくれます。