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クリスマスの旅

1年で聖書を!
◆ オバデヤ書
◆ 黙示録9
聖書のみことば ガラテヤ4:1-7
 
定めの時が来たので、神はご自分の御子を遣わし、 ―ガラテヤ4:4

ナザレからベツレヘムまで、どのくらいの距離でしょうか。もし、これがアメリカのペンシルベニア州のナザレから同州のベツレヘムまでなら、15キロメートル足らずです。車で10分ほどの距離です。しかし、身重の妻と一緒に出かけたヨセフのように、ガリラヤのナザレからユダのベツレヘムまで行くのなら、130キロメートル近くあります。ヨセフと妻マリヤは、おそらく一週間ほどかけて、そこに到着したことでしょう。けれども、快適なホテルで過ごしたわけではありません。ヨセフは家畜小屋しか見つけられず、そこでマリヤは「男子の初子」を産んだのです(ルカ2:7)。

主にある希望

1年で聖書を!
◆ アモス書7-9
◆ 黙示録8
聖書のみことば イザヤ書53
 
処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を「インマヌエル」と名づける。―イザヤ書7:14

クリスマスパーティーから家族で帰宅する途中、雪景色の車窓に田舎の小さな教会が見えました。白い電飾で「希望」とつづられたクリスマス飾りは、遠くからでもよく見えました。私は暗闇に輝く文字を見ながら、イエスは昔も今も変わらず人類の希望だ、と改めて思いました。

豚の餌

1年で聖書を!
◆ アモス書4-6
◆ 黙示録7
聖書のみことば ルカ15:11-24
 
彼は豚の食べるいなご豆で腹を満たしたいほどであったが、―ルカ15:16

昔の豚は、かわいそうでした。来る日も来る日も泥の中を歩き回り、嬉しそうに鼻を鳴らして餌をもらうだけ。けれども、その餌といえばトウモロコシの固い殻か、人間の残飯だったのです。

脇役

1年で聖書を!
◆ アモス書1-3
◆ 黙示録6
聖書のみことば ローマ12:9-21
 
兄弟愛をもって心から互いに愛し合い、尊敬をもって互いに人を自分よりまさていると思いなさい。―ローマ12:10

アメリカのテレビ番組の司会者エド・マクマホンが2009年に亡くなったとき、ある新聞の見出しは「ナンバー2をやらせたらナンバー1の男」というものでした。彼はジョニー・カーソンが司会を務める深夜番組で30年間にわたって相手役を務め、カーソンの華々しい経歴に貢献したことで有名です。多くの芸能人は主役の座を目指して奮闘しますが、マクマホンは脇で支える役目に満足していました。

馬と少年

1年で聖書を!
◆ ヨエル書1-3
◆ 黙示録5
聖書のみことば コロサイ3:12-17
 
[私たちは]神の栄光ある権能に従い、あらゆる力をもって強くされて、忍耐と寛容を尽くし、―コロサイ1:11

父は私が5歳のとき、息子には自分で世話をする馬が必要だと思って、年老いた雌の鹿毛馬を買ってくれました。私はその牝馬をディキシーと名づけました。

ピザ無料!

1年で聖書を!
◆ ホセア書12-14
◆ 黙示録4
聖書のみことば ヨハネ6:25-41
 
わたしは天から下って来たパンである―ヨハネ6:41

アメリカの大学生は、いつも金欠です。無料の食べ物があると聞けば、いつでもどこでもやって来ます。企業が入社説明会をするとき、無料でピザをふるまうなら、多くの学生がやって来るでしょう。ピザを食べるためだけに、説明会が終ってから来る学生もいます。目の前の食べ物が、将来の仕事より重要に見えるようです。

息をのむ

1年で聖書を!
◆ ホセア書5-8
◆ 黙示録2
聖書のみことば 伝道者の書2:1-11
 
日の下では、食べて、飲んで、楽しむよりほかに、人にとって良いことはない。これは、……一生の間に、その労苦に添えてくださるものだ。
―伝道者の書8:15

アメリカ人に良く知られているスローガンに、「息をした回数ではなく、息をのむ体験で人生は計られる」というものがあります。Tシャツにプリントされていたり、アートに記されていたり、あらゆるところで目にします。これは心惹かれる文言ですが、私たちを間違った方向に導きかねないのではないでしょうか。

危険を伴う仕事

1年で聖書を!
◆ ホセア書1-4
◆ 黙示録1
聖書のみことば マタイ1:18-25
 
ヨセフは……主の使いに命じられたとおりにして、―マタイ1:24

ひとりの男性が、幼子イエスの世話をするマリヤの後ろにそっと立ち、ふたりを見守っています。あなたの家に届くクリスマスカードの何枚かには、そんな絵柄がついているでしょう。この人がヨセフです。ところがヨセフは、キリスト降誕の物語以外には、ほとんど聖書に登場しません。ですから、よく知らない人は、大して意味のない人物か、イエスがダビデの家系に生まれたことを示すだけの人だと思うかもしれません。

スケッチに過ぎない

1年で聖書を!
◆ ダニエル書8-10
◆ Ⅲヨハネ
聖書のみことば Ⅰコリント13:8-12
 
今、私たちは鏡にぼんやり映るものを見ていますが、その時には顔と顔とを合わせて見ることになります。今、私は一部分しか知りませんが、その時には、私が完全に知られているのと同じように、私も完全に知ることになります。―Ⅰコリント13:12

地下牢で息子を出産した女性の物語が、C.S.ルイスの著書「栄光の重み」の中にあります。母は外の世界を知らない息子に鉛筆で絵を描いて、その様子を教えてやりました。ふたりは後に釈放され、鉛筆描きの簡単なスケッチは、本物の美しい世界に取って代わりました。