注意力完全化
今日の技術革新はストレスも生んでいます。スマホで簡単にイン ターネットに接続でき、古今東西の情報を掌中に収められます。しかし、絶え間ないアクセスは、多くの場合、犠牲を伴います。作家リンダ・ストーンはそれを「継続的注意力断片化」と表しました。つまり、あれもこれも知らなければと思う衝動です。それは慢性的な不安につながります。
感謝する姿勢
私の住む地域は冬が厳しく、雪も降りつづきます。ある日、極寒の中、嫌々雪かきをしていると、郵便配達員が足を止めて声をかけました。私は「大雪つづきで、ぐったりだ」と答え、「こんな天気では、君も大変だね」と言うと、彼は「ええ、でも私には仕事があります。仕事の無い人もたくさんいますから、働けて感謝です」と答えました。
与え主を忘れるな
子どもたちに感謝の気持ちが希薄なことを思いあぐねていた母親がいました。今の時代、それも仕方がないかもしれないと思いつつも、子どもたちの心を育てたいと願いました。それで、赤いリボンに 「これが神さまの贈り物だということを見落とさないでね。神さまは私たち家族にとても良くしてくれます。それを忘れないようにしようね」と手書きで記し、家中の色々なものにつけました。冷蔵庫や戸棚の扉、洗濯機や乾燥機、水道の蛇口や照明のスイッチにもつけました。