熱意
ずいぶん前のことですが、私たち夫婦とふたりの友人は、山道を下っていました。道は狭く曲がりくねっていて一方は崖で、反対側は登れそうもない斜面でした。角を曲がったところで、大きな熊を目撃しました。頭を左右に揺らし、ゆっくり息をしながらうろついています。私たちは風下にいたので、まだ気付かれていませんが、それも時間の問題です。
父に倣って
シカゴのウエスト・サイド地区のノース・ローンデールは1960年代、異なる人種がともに生活できる試験的な街でした。一握りの中流のアフリカ系アメリカ人が家を買いましたが、その契約は、非常に不当なものでした。買い手は月々のローンを支払っても所有権が認められず、一度でも支払いが遅れると、それまでの返済が無かったことになり、家も即、取り上げられるというものだったのです。悪徳業者が値をつり上げ、支払いの遅れた家族を立ち退かせました。そして別の家族が契約し、立ち退かされるという、欲まかせの悪循環が繰り返されました。
一束の頭髪
1年で聖書を!
◆ エレミヤ書12-14
◆ Ⅱテモテ1
◆ エレミヤ書12-14
◆ Ⅱテモテ1
聖書のみことば 士師記16:4-17
主は……その心がご自分と全く一つになっている人々に御力をあらわしてくださるのです。―Ⅱ歴代誌16:9
ニール・アームストロング氏は、人類初の月面着陸をしました。しかし、地球に帰還すると、しばらくの間メディアに追い回されました。家族のプライバシーを守るために小さな町に引っ越しましたが、そこでもすぐに有名になってしまいました。アームストロング氏が通っていた理髪店の主人は、彼の髪の毛が高値で売れることを知り、この英雄が散髪に来るたびに毛髪を取っておいて、何と30万円でバイヤーに売ったのです。アームストロング氏は、そのことを知って何と不実だろうと悲しみました。