たぐいまれな聖歌隊
◆ エレミヤ書47-49
往年の人気テレビ番組「ミッチと歌おう」のミッチ・ミラーが、2010年7月に亡くなりました。「さあ、一緒に歌いましょう」と皆を招いて歌っていた姿が偲ばれます。1960年代人気を博したこの番組は、親しみ深い楽曲をミッチ率いる男声合唱団が歌い、同時に歌詞が画面に映し出され、視聴者も一緒に歌えるというものでした。ロサンゼルス・タイムズ紙の記事によると、ミッチは合唱団の魅力が番組成功の鍵を握ると考えていたそうです。そして、「団員を新しく迎えるときには、背が高い人、低い人、禿げていたり、太っていたり…身近にいそうなタイプの人たちを選ぶことにしていました」とも言っていたそうです。多様な人たちが一体となることで美しい音楽が生まれ、誰もが合唱団の一員になれるように感じさせてくれたのです。
使徒パウロはローマ人への手紙15章で、「心を一つにし、声を合わせて、私たちの主イエス・キリストの父なる神をほめたたえるため」(6節)に一体になろうと、クリスチャンたちに呼びかけました。旧約聖書のみことばを引用して、ユダヤ人も異邦人も、ともに神をほめたたえ(9-12節)ようと語りました。深い溝のあった人たちでも、キリストを通して現された神のあわれみに対し、ともに感謝をささげることができます。こうして、ひとつになることなど不可能と思われた人たちの一致が、 現実のものとなりました。私たちもこの人たちのように、「聖霊の力によって」(13節)、喜びと平安、そして望みに満たされます。
私たちはたぐいまれな聖歌隊の一員です。「さあ、いっしょに歌いましょう。」ともに歌えるとは、なんという光栄でしょう。
キリストを信仰する人たちの一致は、キリストとひとつとなることから始まる。
人生における最高のもの
◆ 箴言22-24
昔から「人生で最高のものは、お金では買えない」とよく言われます。まさにその通りだと思いますが、中には人生で最高のものには高くて到底手が出せないと思っている人もいるようです。近頃、私を唸らせた広告があります。それには、「人生の最高のものは物ではない」とありました。まったく言い得て妙です。