Category  |  従順

畏れ、愛する

1年で聖書を!
◆ 創世記49-50
◆ マタイ13:31-58
聖書のみことば 申命記10:12-17

 
あなたの神、主が、あなたに求めておられることは何か。それは、ただ、あなたの神、主を恐れ、……主を愛し、―申命記10:12

職場のふたりの上司について話していた人がいました。一方の上司は部下から好かれていますが、恐れられてはいません。みんなは彼を好いてはいますが、彼の指示に従いません。彼の権威に敬意を払っていないからです。もうひとりの上司は、部下に恐れられていますが、好かれてもいます。そして、みんなの従順は、そのことを示しています。

召される

1年で聖書を!
◆ 創世記25-26
◆ マタイ8:1-17
聖書のみことば創世記12:1-9

 
主はアブラムに仰せられた。「あなたは、あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、わたしが示す地へ行きなさい。―創世記12:1

大学時代の友人は、今までに会った人の中で最も頭が良い人です。彼は州立大学で学んでいるときにクリスチャンになり、優等卒業学位を授与され、有名な神学大学院で学びました。そして、故郷の家族や友人から遠く離れた、へき地の小さな教会の招聘に応じて牧会にあたりました。12年が過ぎたとき、彼はその教会には新しいリーダーが必要だと感じて辞表を出しました。大きな教会や、キリスト教系の大学、または神学大学院で教えて欲しいという招聘があったわけではありません。実際、次の仕事はなかったのですが、神が自分を別の方向に導いておられると確信していたので、そこを去るという召しに従いました。

神の言い分、私の言い分

1年で聖書を!
◆ ハガイ書1-2
◆ 黙示録17
聖書のみことば ヤコブ1:21-27

 
あなたの神、主を愛し、御声に聞き従い、―申命記30:20

孫娘のエリアナが遊びに来ていた日中の出来事を、帰宅した私に妻が話してくれました。エリアナはしばらくおもちゃで遊んでいましたが、別の部屋に行こうとしました。それで、「エリアナ、まずおもちゃを片付けてちょうだい」と、おばあちゃんに注意されました。ところがエリアナは「そんな時間はないの」と、すかさず応えたのです。エリアナはわずか2歳です。スケジュールに追われているわけではありません。

ひらめきから実行へ

1年で聖書を!
◆ エゼキエル書47-48
◆ Ⅰヨハネ3
聖書のみことば テトス3:1-8

 
みことばを実行する人になりなさい。……ただ聞くだけの者であってはいけません。―ヤコブ1:22

私の父方の祖父も母方の祖父も、庭づくりが趣味でした。多くの友人も庭づくりをしています。私は、美しい庭を見て回るのが大好きです。そうすると元気がもらえるからです。美しい庭を見ると、自分もきれいな庭をつくりたくなります。ところが、このすばらしい思いつきは実現しません。なぜなら、私は庭づくりに時間や労力を割かないからです。それで、私の家の美しい庭は実現しないのです。

いますぐ、行いなさい

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書37-39
◆ ヘブル3
聖書のみことばヘブル3:7-15

 
「きょう」と言われている間に、日々互いに励まし合って、だれも罪に惑わされてかたくなにならないようにしなさい。―ヘブル3:13

数年前、友だちが面白い自己啓発 セミナーに連れて行ってくれました。焦点はお金や成功を得ることではありません。自分の個性や人生の意味、目的などを理解できるように各人を導き、その後で、より良い生き方のために役に立つ方法を教えてくれました。その中で今も覚えているモットーは「今すぐ、行いなさい」というものです。というのは、やらなければならないことを先伸ばしするためには、それを即実行するのと同じだけの労力が必要だから、というのです。ずるずると先延ばしするなら、パワーを奪われます。一方で、ものごとをやり遂げたときには、すがすがしい安堵感が与えられます。

指示に従う

1年で聖書を!
◆ 箴言1-2
◆ Ⅰコリント16
聖書のみことば マタイ7:24-29

 
わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。―マタイ7:24

少年の頃の趣味は、プラモデルの飛行機を作ることでした。新品の箱を開けると、まず目につくのは説明書ですが、注意を払う必要はないと思っていました。どうやって組み立てればよいかは、ちゃんと分かっていると思っていたからです。ところが、いくつかのパーツをボンドで接着してから、重要なステップを飛ばしたことに気づきました。操縦席にパイロットを入れていなかったのです。

へ理屈

1年で聖書を!
◆ 詩篇140-142
◆ Ⅰコリント14:1-20
聖書のみことば マルコ7:1-13

 
あなたに罪を犯さないため、私は、あなたのことばを心にたくわえました。―詩篇119:11

ジェンナは5歳になる女の子ですが、朝からご機嫌ななめです。何もかもが思い通りに進みません。抗議してもだめ。すねてもだめ。泣いてもだめでした。ついにお母さんが、聖書の教えを口にしました。それは、ジェンナが学んだばかりの聖書のみことば、「あなたに罪を犯さないため、私は、あなたのことばを心にたくわえました」(詩119:11)でした。

日差しを追う人

1年で聖書を!
◆ 詩篇119:1-88
◆Ⅰコリント7:20-40
聖書のみことば 伝道者の書2:1-11

 
心のおもむくままに、あらゆる楽しみをした。―伝道者の書2:10

暖かい太陽が降り注ぐ日、ダイアナとデイブは一緒に湖上をジェットスキーで走って楽しみます。けれどもその日は肌寒くて曇っていたので、デイブは誘ってもついてきてくれません。それで、ダイアナはひとりで出かけましたが、とても寒かったので、湖を行ったり来たりして、少しでも日差しのあるところに行こうとしました。しかし、太陽のあたる所にやっと行きついたと思うと、雲が動いて、すぐに日陰になってしまいます。彼女は、こんなことをしても愚かで無駄なだけだと気づいて、日なたを追うのをやめてしまいました。

ぶよの教え

1年で聖書を!
◆詩篇74-76
◆ ローマ9:16-33
聖書のみことば 出エジプト8:16-19

 
心をかたくなにしてはならない。―ヘブル3:8

日課の散歩に出かけたとき、うかつにも虫柱を横切ってしまいました。そのときは大したことではないと思っていましたが、その後、足首や腕に虫に刺された跡があると気づきました。私は、ぶよの群れの中を歩いたようでした。刺されたところはむず痒くなり、跡が残りました。