Category  |  祈り

不安を乗り越える

1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌33-36
聖書のみことば ピリピ4:1-9
 
何も思い煩わないで、―ピリピ4:6

数年前、自分の好きな聖書の一章を丸暗記してみないかとスモールグループのリーダーが提案しました。みんなの前で暗唱しようというのです。私は心の中で抵抗しました。私は暗記が苦手です。一章全部を暗唱するなんて。みんなにじっと見つめられ、次の言葉を絞り出そうともがいている長い沈黙を想像すると、身が縮む思いがします。

絶えず主とともに

1年で聖書を!
◆ Ⅱ歴代誌1-3
聖書のみことば Ⅰテサロニケ5:12-18
 
絶えず祈りなさい。―Ⅰテサロニケ5:17

ブラザー・ローレンス(1614年~1691年)が神と堅く結ばれていると感じたのは、修道院の厨房で一心に鍋釜を洗っているときでした。彼はもちろん、定められた時間に敬虔な祈りをきちんとささげていましたが、それ以上に彼の人生を変えたのは、働きながらささげる祈りでした。

普通vs.すごい

1年で聖書を!
◆ Ⅰ列王記11-13
聖書のみことば ローマ8:12-26
 
あなたがたは……子としてくださる御霊を受けたのです。私たちは御霊によって、「アバ、父」と呼びます。―ローマ8:15

ゴルフの米ツアー最少スコア59は、もう100年以上も塗り替えられていない記録です。このスコアは2010年までのPGAツアーの歴史で、たった3回しか出ていません。ところが2010年、ポール・ゴイドスがそれをマークし、翌月にはスチュアート・アップルビーもこの記録を出しました。その結果、かつての夢のスコアは今や普通になりつつあるとコメントするスポーツ記者まで現れました。ひとつのシーズンに歴代タイの記録が2度も出たことには驚かされますが、だからと言って、それが普通になったと考えるのは間違いです。

力につづく道

1年で聖書を!
◆ Ⅱサムエル記13-15
聖書のみことば Ⅱコリント12:1-10
 
私は、キリストの力が私をおおうために、……私の弱さを誇りましょう。―Ⅱコリント12:9

タラは高校生のとき、いつか重い病気になるもしれないと不安になりました。そこで、大病をしませんようにと、神に祈り始めました。ところが、転機が訪れました。自分の将来に何が起こっても、すべて神に委ねようと考えるようになったのです。

助けが必要

1年で聖書を!
◆ 申命記23-25
聖書のみことば ヘブル4:9-16
 
ですから、私たちは、あわれみを受け、また恵みをいただいて、おりにかなった助けを受けるために、大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか。―ヘブル4:16

第二次世界大戦中、イギリス諸島はナチス侵攻に抵抗するヨーロッパで最後の前線でした。絶え間ない攻撃にさらされ、崩壊の危機が迫っていましたが、イギリス軍には戦局を打開して勝利するだけの装備や武器がありませんでした。

忙しすぎることはない

1年で聖書を!
◆ エゼキエル書42-44
◆ Ⅰヨハネ1
聖書のみことば 詩篇145:8-21
 
主を呼び求める者すべて、まことをもって主を呼び求める者すべてに主は近くあられる。―詩篇145:18

学生たちに貸していた妹夫婦の家に、泥棒が入ろうとしたことがありました。住人の女子学生は、まさに泥棒が侵入しようとしていたとき警察に電話しましたが、警察の電話交換手はこともあろうにこう言ったのです。「ただ今、大変込み合っていますから、明日の朝、改めてお電話ください。」何ということでしょう。この女性は助けを求めてすべきことをしたのに、まったく無視されてしまいました。この種の冷たさには本当に憤慨させられます。

待つ……

1年で聖書を!
◆ エレミヤ書46-47
◆ ヘブル6
聖書のみことば ルカ2:22-38
 
幸いなことよ。主を待ち望むすべての者は。―イザヤ書30:18

秋はミシガン州の狩猟シーズンです。この数週間、免許のあるハンターたちは森に入って、様々な種類の野生動物を狩ることができます。ある人たちは、丈夫な木製のタワーを苦心して作り上げ、そこに何時間も陣取って、シカがライフルの射程圏内に入って来るのをじっと待ちます。

感謝

1年で聖書を!
◆ イザヤ書45-46
◆ Ⅰテサロニケ3
聖書のみことば ローマ16:1-16
 
この人たちは、自分のいのちの危険を冒して私のいのちを守ってくれたのです。この人たちには、私だけでなく、異邦人のすべての教会も感謝しています。―ローマ16:4

私にとってデーブ・ランドレットは、「今日あるのは彼のおかげ」と言うことができる人です。デーブは2010年10月に天に召されましたが、私が大学時代にイエスを信じたとき、良き助言者であり、相談相手でした。彼は、私のために時間を割いてくれただけでなく、私が主に仕えることを通して学び、成長できるように、リスクを顧みずにチャンスをくれました。大学の賛美チームといっしょに各教会を回り、学生伝道者としてメッセージの奉仕をするというチャンスを作ってくれたのです。 そのおかげで私は整えられ、今も神のみことばを教える人生を歩んでいます。デーブは、私にとって神の選びの器でした。そして私は、彼に何度も感謝の気持ちを伝えることができました。このことを、とてもありがたいと思っています。

天国からの癒やし

1年で聖書を!
◆ イザヤ書17-19
◆ エペソ5:17-33
聖書のみことば Ⅱコリント1:1-10
 
慈愛の父、すべての慰めの神がほめたたえられますように。―Ⅱコリント1:3

トマス・ムーア(1779-1852)は、アイルランドの詩人であり、作詞家、そして歌手です。多くの人たちが彼の歌を聴き、また歌いました。彼の才能は、多くの人たちに喜びを与えました。しかし悲しいことに、彼の生活は、5人の子ども全員に次々と先立たれるという不幸に見舞われ、とても困難なものでした。ムーアの賛美歌は、「なやむものよ、とく立ちて、めぐみの座にきたれや。天のちからにいやしえぬ、かなしみは地にあらじ」(讃美歌399番)と語っていますが、彼の心の痛みを思うとき、この言葉は一層重みを帯びてきます。心に響くこの歌詞は、祈りの中で神にお会いするならば、私たちの痛んだ心も癒やされていくことを思い出させてくれます。