Category  |  地域の人との関わり

神の臨在を知る

ブラザー・ローレンスの『敬虔(けいけん)な生涯』の原書初版は1692年です。彼はその中で、どうやって生活の中に神を招くようにしているかを語っています。彼の主張は、今を生きる私たちにとっても大きなチャレンジです。普段の生活、洗濯や掃除、通勤、犬の散歩を、祈り心で神を求める機会に変えるのです。

神の割り込み

サラは朝、その日にやることを書き出しましたが、家を失った家族にガソリンカードを届けてほしいと急に頼まれました。自分の予定を脇に置いても承諾するのが御心だと思い、教会にカードを取りに出かけると、教会が手配した宿舎はずいぶん遠いと分かりました。サラは「神よ、ガソリン代がかかりすぎます!」と言いました。すると、「君の必要をずっと賄ってきたでしょ?」と、聖霊がささやかれたかに感じました。彼女は、「そうでした。赦(ゆる)してください」と祈りました。そして目的地に着くと、くだんの夫婦にカードを渡し、彼らの赤ちゃんを抱っこさせてもらいました。帰宅の道すがら、神に感謝しました。こんなにシンプルで、こんなに幸せな気分になる奉仕を下さったのですから。

フレンドシップ・ベンチ

精神科の患者だった若者が、病院に行くバス代がないからと自死しました。心を痛めた精神科医のチバンダ博士が、現状を打開する道を模索する中で誕生したのが「フレンドシップ・ベンチ」です。これは目立たない場所に設置されたベンチでカウンセリングを提供するプログラムで、セラピストとして養成されたのは「おばあちゃん」です。チバンダ博士は「おばあちゃんたちは、地域に根ざし、相手の立場になって親身に接します。ちゃんと向き合ってくれたと相手に感じさせる驚くべき力を持っています」と語ります。