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確実に守られる

1年で聖書を!
◆ イザヤ書50-52
◆ Ⅰテサロニケ5
聖書のみことば ローマ8:35-39

 
わたしの愛の中にとどまりなさい。―ヨハネ15:9

買い物に行ったとき、気まぐれに赤い風船を買いました。大きな可愛い文字で「アイ・ラブ・ユー」と書かれています。けれども、車に荷物を積み込んでいるとき、その風船の糸が指からするりと抜けました。そして、空に向かって飛んでいったのです。私は立って見つめていました。風船はすぐに小さな赤い点となり、最後には、単なる記憶になりました。

帰っていきなさい

1年で聖書を!
◆ イザヤ書7-8
◆ エペソ2
聖書のみことば ホセア書14

 
わたしは彼らの背信をいやし、―ホセア書14:4

イスラエルの人々は信仰から離れ、堕落していました。そして、そのことがどれほど自分を傷つけているか、神はホセアを用いて人々に示そうとされました。というわけで、ホセア書の最初の数章はかなり奇妙な物語です。神は預言者ホセアに、ゴメルという名の売春婦と結婚するように命じられました。そして、不貞な妻に忠節を尽くす夫として、世の人たちの見せ物にされました。イスラエルの人々が霊的に不実であるために、神がどれほど辛い思いをされているのか、ホセアは身をもって体験しました。

後ろを見る

1年で聖書を!
◆ 雅歌6-8
◆ ガラテヤ4
聖書のみことば ヘブル11:13-16, 23-27

 
これらの人々はみな、信仰の人々として死にました。約束のものを手に入れることはありませんでしたが、はるかにそれを見て、―ヘブル11:13

昨年の夏、夫と一緒に列車でグランドラピッズからシカゴに行きました。進行方向を背にした席に座ったので、目に映るのは、すでに通り過ぎた場所の景色でした。列車の窓からは湖や林、建物などが見えます。しかし、そこは過ぎ去った場所でした。私はそんなものより、これから向かっていく場所の風景を眺めたいと思いました。

指示に従う

1年で聖書を!
◆ 箴言1-2
◆ Ⅰコリント16
聖書のみことば マタイ7:24-29

 
わたしのこれらのことばを聞いてそれを行う者はみな、岩の上に自分の家を建てた賢い人に比べることができます。―マタイ7:24

少年の頃の趣味は、プラモデルの飛行機を作ることでした。新品の箱を開けると、まず目につくのは説明書ですが、注意を払う必要はないと思っていました。どうやって組み立てればよいかは、ちゃんと分かっていると思っていたからです。ところが、いくつかのパーツをボンドで接着してから、重要なステップを飛ばしたことに気づきました。操縦席にパイロットを入れていなかったのです。

真の豊かさ

1年で聖書を!
◆ 詩篇97-99
◆ ローマ16
聖書のみことば マルコ10:17-23

 
裕福な者が神の国に入ることは、何とむずかしいことでしょう。―マルコ10:23

世界最大の金融機関シティグループが数年前、格言のような広告を出していました。「金は天下の回り物。振り回されないように気をつけよう」とか「『金持ちだね』と言われたら、『人望があるね』と言われるように努力しなさい」などです。このような広告は、新鮮な目で富を見させてくれます。

ただ引退するのではなく

1年で聖書を!
◆ 詩篇31-32
◆ 使徒23:16-35
聖書のみことば 民数記8:23-26

 
その人はただ、……自分の同族の者が任務を果たすのを助けることはできるが、
―民数記8:26

世界最高峰のエベレスト山に初登頂したのはエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイのふたりで、それは1953年のことでした。ヒラリーは33歳でこのような偉業をなし、富と名声、そして、偉大な人生を歩んだ充足感を得ました。ヒラリーはその後の55年間、何をしたのでしょう。成功に安んじて、楽隠居をしたでしょうか。いいえ、まったく違います。

別れの挨拶

1年で聖書を!
◆ 詩篇20-22
◆ 使徒21:1-17
聖書のみことば Ⅱテモテ4:6-22

 
私は今や注ぎの供え物となります。私が世を去る時はすでに来ました。―Ⅱテモテ4:6

カーネギー・メロン大学のランディ・パウシュ教授は、47歳で末期ガンを宣告されたのち、大学で最後の講演をしました。彼はコンピューター・サイエンスの教授で、聴講者は学生や同僚、そして友人たち150人ぐらいだろうかと考えていましたが、400席の大講義室はいっぱいでした。彼が心から語った一時間ほどの講義は、洞察とユーモアに満ちた感動的なものでした。彼の告別の挨拶は、死ぬことではなく生きることに焦点を当てたものでした。

私くらいの年の人

1年で聖書を!
◆ 詩篇13-15
◆ 使徒19:21-41

 
年老いて、しらがになっていても、神よ、私を捨てないでください。私はなおも、あなたの力を次の世代に、……告げ知らせます。―詩篇71:18

飛行機に乗ったとき、少し仕事をしようと、座席前のトレイにノートパソコンを広げ、バックアップ用ハードドライブやiPodなど、21世紀の「仕事師」にふさわしい電子機器を並べました。しばらくすると、隣の座席の若者が、ちょっと話してもいいかと聞いてきました。彼によると、私くらいの年の人が、現代の先端技術を喜々として受け入れているのは大変刺激になるというのです。彼は私を褒めようとしたのですが、私は突然、120歳になったように感じました。「私くらいの年の人」とは、どういう意味でしょう。結局のところ、私は57歳の「若輩者」にすぎないのです。