賢い老フクロウ
誰が書いたのか分かりませんが、ことば数に気をつけることの賢明さを説いた昔の詩があります。「賢い老フクロウが、樫の木にとまって、世の中を見ていた。見れば見るほど口数が減り、口数が減れば減るほど、たくさん耳を傾けた。どうしてみんな、この賢い老鳥みたいになれないの?」
黙るペン
アメリカの第33代大統領のハリー・トルーマンには、ある規則がありました。怒って書いた手紙は、24時間机の上に置いてからでなければ郵送してはならない、というものです。この冷却期間が終わってもなお同じ気持ちなら、その手紙は郵送されました。人生の最後を迎えたとき、机の大きな引き出しは、送られなかった手紙でいっぱいでした。