やさしい主イエス
伝道者のチャールズ・ウェスレー(1707-1788)は、9千曲以上の賛美歌や聖詩を書きました。「言葉の限りにたたえまほし」などは、荘厳に天高く歌声が響くような賛美歌です。一方、1742年に初版の「やさしきイエス、おとなしく、おだやかに」は、子どもが静かに祈るために作詞したものですが、すべての人が素朴で誠実な信仰で神を求めるべきであることを表しています。「慈しみ深きイエス、やさしき小羊、恵みの御手に我が身を委ねまつらん。救いの主よ、汝が如く我が心造り変え給え、主よ、我が心に住まいたまえ。」
養子
私たち夫婦は結婚して35年になります。交際し始めた頃に交わした会話を、今でも忘れることができません。彼女は生後6ヶ月のときに、養女としてもらわれてきたと打ち明けてくれました。本当の親は誰なのか知りたいと思ったことはないのかと尋ねると、彼女はこう言いました。「父と母はその日、たくさんの赤ちゃんの中から誰でも好きな子どもを選べたの。他の子を選ぶこともできたのに、他ならぬ私を養女にしてくれたわ。ふたりは私の本当の親よ。」
子どものときの夢
数年前、5年生の生徒に、「もし来週、イエス様が来てくださるとしたら、どんな質問をしたい?」と尋ねました。また、同じことを大人のグループにも聞きました。両者の返答は驚くほど違っていました。子どもの質問は、かわいらしいものから鋭いものまでありました。例えば、「天国では一日中聖歌隊の服で歌っていなければなりませんか」「僕のワンちゃんは天国にいますか」「くじらは、ノアの箱舟に入っていましたか」「私のおじいちゃんは、天国で何をしていますか」といったものです。天国の存在や神の奇跡を疑問視するものは、ほとんどありませんでした。