中世の時代、農民は畑仕事をしていて略奪軍が地平線に見えると、城壁で囲まれた都市に家族とともに逃げ込み、自分たちの生命を守りました。
津波警報が出るたびに、ハワイのマウイ島北岸のハナに住んでいる人たちは、山腹を駆け上がって安全な所に逃れます。近くに昔、宣教師が建てた木製の高い十字架があって、人々は我が身の安全を願って、その十字架のもとに駆け上がってくるのです。
私たちには身の保全だけでなく、霊的に安全な場所も必要です。なぜかというと、神が警告しておられるからです。
牧羊犬の働きぶりを見せるイベントの中で、犬のトレーナーが説明しました。羊は野獣に襲われやすく、外敵から身を守る主な方法は、しっかりと集まってひとつの群れになることです。彼は「単独でいる羊は死んだも同然です。犬は羊を移動させるとき、いつも群れにまとめるようにします」と言いました。
主の名は堅固なやぐら。正しい者はその中に走って行って安全である。 ―箴言18:10
家を建てるとき、強盗が押し入った際に逃げ込む「セーフルーム」という特別な部屋を作る人たちがいます。