Tag  |  用いられる

信じたばかりの頃の喜び

ティーボールを考えついた人は、天才だと思います。ティーボールは野球に似ていますが、小さな子どもでも三振することなくボールを打てるからです。このスポーツには、投手はいません。5~6歳の子どもの腰くらいの高さのゴムの台の上に、ボールを置きます。そして子どもは球に当たるまでバットを振り、当たれば走ります。私が初めてコーチをした時、一人目のバッターが外野まで届く大ヒットを打ちました。すると、全員が守備位置を離れてボールを取りに走りました。そして、ひとりがボールを取ったのですが、内野には誰も残っておらず、送球できませんでした。外野では、バッターの快挙に選手全員から歓声が湧き上がりました。

イエスを信じて救われたばかりの人は押さえ切れない喜びが湧き上がり、その人のそばにいると、こちらまで嬉しくなってきます。私たちは喜びをともにしますが、私たちだけでなく、御国の天使らもこの喜びを共有します(ルカ15:7)。新しくクリスチャンになった人は、主イエスを情熱的に愛し、もっと主を知ろう、もっとみことばを学ぼうとワクワクしています。

しかし時がたつにつれ、クリスチャンとして生きる苦労や葛藤にくじけ、今では初めて信仰を持った時の感動が薄れることもあるでしょう。ですから、新しく信仰を持った人たちと喜びを共有しましょう。神は、あなたの信仰をリフレッシュさせるために、この人たちを用いておられるのかもしれません。

逆境と福音

1年で聖書を!
◆ イザヤ書10-12
聖書のみことば ピリピ1:12-22
 
兄弟たち。私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになったのを知ってもらいたいと思います。―ピリピ1:12

最近、とても大変な体験をした女性と話をしました。彼女はストレスで身体をこわして、頻繁に病院に行かなければなりませんでした。けれども彼女はにっこり笑って、このつらい体験を担当医師にキリストを伝えるチャンスとして使っていると言いました。

クジャクとその足

1年で聖書を!
◆ 詩篇55-57
聖書のみことば Ⅱコリント12:7-10
 
わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである。―Ⅱコリント12:9

雄のクジャクは、青緑がかった虹色の羽と、金や赤、そして青い「目」のついた長い尾をもった華麗な生き物です。それは非常に美しい鳥ですが、醜い足をしています。

みずみずしく栄える

1年で聖書を!
◆ 申命記26-28
聖書のみことば 詩篇92
 
[彼らは]みずみずしく、おい茂っていましょう。―詩篇92:14

詩篇92篇は「主に感謝するのは、良いことです」という賛美から始まっています。しかし、誰にとって良いのでしょう。それは、私たちにとってです。私たちのたましいにすごく良いのです。心配ごとから心を自由にして、毎日を祈りと賛美で満たしてくれます。毎朝、感謝のことばで挨拶するのは素晴らしく、そのような賛美は心を嬉しくします。

イエスの弁護士

1年で聖書を!
◆ レビ記20-23
聖書のみことば ピリピ1:12-18
 
私が福音を弁証するために立てられている―ピリピ1:16

チャールズ・フィニーは29歳の弁護士でしたが、自らのたましいの救いについて考えるようになりました。そして、1821年10月10日、自宅近くの森の中で祈っていました。そのときです。まさに劇的な回心を体験しました。彼は「聖霊が、身体と心をつきぬけていったように感じた。まさに、愛の波が大水のように押し寄せてきたようだった」と書いています。