Category  |  デイリーブレッド

助けてくださる神

ある女性が9歳の息子をキャンプ場に送り届ける途中、道を間違え、カリフォルニア州シエラネバダ山脈の人里離れた森で動けなくなりました。スマホの電波も届かず、GPSも圏外です。丸1日が経ち、車中で夜を明かし、切羽詰まった女性は、息子を連れて歩き出しました。そして、「助けて。息子と二人、遭難しています」と、道すがらに、書いていきました。一方、予定時刻にキャンプ場に現れなかった二人の捜索に派遣された救助隊は、車やメッセージを発見し、すぐに二人を見つけ出しました。

見当違いは命取り

学校で授業をしていると、窓の外で「ドン!」と大きな音がしました。生徒たちが驚いて、そちらに目を向けると、また「ドン!」鳥が、頭からガラス窓に突っ込んで跳ね返り、再度、突進してぶつかったのです。後から読んだところ、米国内だけでも、毎年10億羽を超える鳥が、窓に衝突して死んでいるとのことです。草むらや畑の風景が窓に映っているのを見て、そこに行けば餌や巣材があると勘違いして突進するのだそうです。窓に映った自分の姿を他の鳥だと思い込んで、追い払おうとして難に遭う場合もあります。そんなとき、鳥ははっきり見えたと思い込んでいます。実は錯覚なのに……。

忍耐は喜びに続く

我が家の玄関に続くレンガの階段の隅っこに、赤いベゴニアが咲いています。植えたわけではありません。つり鉢から種が落ちたのでしょう。決して良いとはいえない生育環境の中、毎年、この時期に花が咲き、忍耐の美しさを私たち夫婦に思い出させてくれます。

神が慰めてくださる

水の流れ落ちる音は、ニューヨークの9.11メモリアルプールに到着したことを知らせていました。もっと早く来なかったのは、2001年のあの日の悲劇を思い出すのが怖かったからです。ツインタワーの跡地に造られた二つの反射池の周りを歩き、壁に刻まれた犠牲者の名前や、愛する人に手向けられたバラを見て、深く心を動かされました。