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あなたは、誰ですか?

特別扱いが無かったといって、腹を立てた人の話をときどき聞きます。「私を誰だと思っているのか!」と…。しかし、「自分がいかに立派なのかを話さなければならないなら、恐らくあなたは、自分が考えているほど立派ではない」ともよく言われます。

トレイル・ツリー

ミシガン州の北部に住む娘は、その地に住んでいた先住民の歴史に熱心です。ある夏の午後、娘のところに行くと、彼女は「トレイル・ツリー」と呼ばれる道案内の木を指さして言いました。その木は奇妙な形をしていますが、昔からの言い伝えによると、先住民が若木を曲げて道案内に用いたところ、そのままの形で成長していったといいます。

救いを求める心

スーパーマンの物語を新たに描いた映画「マン・オブ・スティール」が、2013年に公開されました。息を呑むような特殊効果やアクションの連続で、世界中で多くの人々が映画館に足を運びました。人気の秘訣は驚くべき技術だと言う人がある一方で、「スーパーマン神話」は不滅だから、と指摘する人もいます。そんな中、映画でロイス・レイン役を演じた女優のエイミー・アダムスは、スーパーマンの魅力について、別の捉え方をしています。彼女は、それは人間の基本的な願望だといいます。「あなたをあなた自身から救い出してくれる人がいると言われて、そんなことは信じたくないという人がいるかしら。」

橋を架ける

ジェームズ・ミッチェナー著「センテニアル―遥かなる西部」は、アメリカの西部開拓時代を舞台にした小説です。パスキネルという名前のフランス系カナダ人の商人の目線で、大平原のアラバホ族とセントルイス市のヨーロッパ系住民たちの物語が展開します。パスキネルは無骨な冒険家ですが、ますます混迷する都市と広々とした大平原の間を行き来しながら、ふたつの大きく異なる世界の架け橋になっていきます。

健康な性質

前向きな姿勢を育てると健康に良いと、昨今よく言われます。それは、医者から厳しい宣告をされたときであろうと、山積みの洗濯物を前にしたときであろうと同じです。北カリフォルニア大学のバーバラ・フレデリクソン教授(心理学)は、喜びや感謝、敬愛など、前向きな感情を創出する行いをしなさいと推奨します。しかし、「優しい気持ちを持てれば良いなあ」と漠然と願うだけではうまくいきません。それはみんな分かっています。喜びや平安、そして愛の源となる、しっかりとしたよりどころがなければダメなのです。

雑念と戦う

毎日、同じ高速道路を利用して通勤します。そして毎日、脇見運転をしているドライバーをたくさん見ます。その人たちの大半は、携帯電話で話したり、メールをしたりしていますが、新聞を読んでいる人や化粧をしている人、シリアルを食べている人なども見たことがあります。集中していなくても大して問題にならない事柄もありますが、時速100キロほどで車を運転しているときは違います。そんなときに注意を怠るならば、人を殺してしまいます。

イエスは まだここに?

コロラド州で2013年6月に起こったブラック・フォレストの山火事で、500戸以上の家が焼失しましたが、テッド・ロバートソンの家もそのうちの一軒でした。避難指示が解除され焼け跡に戻ると、テッドは灰や瓦礫をかき分けて、家族の大切なあるものを探しました。それは切手ほどの大きさの赤子のイエスの陶器人形で、妻の手作りでした。黒焦げの瓦礫をかき分けながら、「赤子のイエスは、まだここにいらっしゃるだろうか」と考えていました。

素敵な ラッピング

我が家には、毎年恒例のクリスマスイベントがいくつかあります。そのひとつは、子どもや孫たちがわいわい言いながらプレゼントを開くとき、妻のマーティーが「包装紙を破らないでね。来年も使えるから!」と叫ぶことです。マーティーは人に贈り物をするのが好きですが、そのときラッピングも重視しています。見栄えの良し悪しは、プレゼントの良し悪しの一部だと考えているようです。

特別な誕生

聖書には何人かの男の赤ちゃんが登場します。創造の後に初めて生まれたカイン、イスラエルの希望となったイサク、母の熱い祈りの結実として生まれたサムエルなど。どの子の誕生も非常に重要であり、大いに期待されました。しかし、どの子の誕生も、母はみごもって男の子を産んだ、と簡潔に述べられているだけです(創4:1、21:2-3、Ⅰサム1:20)。