1年で聖書を!
◆ 詩篇105-106
◆ Ⅰコリント3
聖書のみことば Ⅰコリント3:1-17

 
兄弟たちよ。私は、あなたがたに向かって、御霊に属する人に対するようには話すことができないで、肉に属する人、キリストにある幼子に対するように話しました。―Ⅰコリント3:1


誕生日に贈るカードを探していると、「若いときはたった一度だけれど、永遠に大人にならないことはできる」と書かれたカードを見つけて、笑ってしまいました。ピーターパンに魅せられる人たちなら、大人にならないのは魅力的に違いありません。
 

しかし、何歳になっても精神的に未熟だというのは、容認されることではありません。クリスチャンならば、成長は不可欠です。救われて生まれ変わり、キリストに従うようになったなら、いつまでも赤ちゃんでいいはずはありません。聖書は、成長してキリストに似る者となりなさいとチャレンジしています。

使徒パウロはコリントの教会に手紙を送り、この教会の諸問題の根は、霊的成長の欠如だと指摘しました。コリント人への手紙第一3章1節には「兄弟たちよ。私は、あなたがたに向かって、御霊に属する人に対するようには話すことができないで、肉に属する人、キリストにある幼子に対するように話しました」と書かれています。

どうすれば、幼子から成長して成熟に向かうことができるでしょう。使徒ペテロは「私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい」とすすめています(Ⅱペテ3:18)。つまり、聖書のみことばを思いめぐらし、心を込めて祈らなければならないのです(詩119:97-104、使1:14)。ごたごたしていたコリントの教会が成長を促されていたように、私たちにも成長するべきときが来ているのかもしれません。
(Bill Crowder)

信仰が養われるなら、霊的に成長することができる。