1年で聖書を!
◆ 箴言25-26
◆ Ⅱコリント9
聖書のみことば ヨブ記36:26-33

 
私はあなたのうわさを耳で聞いていました。しかし、今、この目であなたを見ました。―ヨブ記42:5


森や湖に囲まれた故郷の自然は、私の心を捉えて離しません。しかし最近、カリフォルニア州の海沿いを旅したとき、鼻息荒いゾウアザラシや吠えるアシカ、また静かにそびえ立つレッドウッドの林を見て興奮しました。また、編隊を組んで飛ぶペリカンの群れや、潮を吹いて沖を回遊するクジラの姿に感動しました。しかしこれらは、様々な生物が複雑で繊細なバランスを構成する大自然のほんの一部にすぎません。その上、聖書によるなら、大自然の多様性には、純朴な驚きを誘う以上に重要な役割があるといいます。

それは、神との折り合いをつけさせることです。神は、言葉では言い表せないような不幸の存在を容認し、その理由を説明されません。私たちは、このような神と折り合いをつけなければなりません。自然の神秘はそのために存在していると、ヨブ記の壮大な物語は述べています。

 
神は、ヨブの信仰を試すことをサタンに許可されました。ヨブは度重なる不幸で苦しみましたが、神にこれほど評価されているとは知りませんでした。

私たちは、最後に必然的な結論にたどり着きます。つまり、私たちは理解できないほどの苦難に遭遇するかもしれませんが、大自然を造られた知恵と力を備えた創造主は、そのようなことがあったとしても、信頼に足るお方だ、ということです。ヨブは畏敬の念を込めて、「あなたにはすべてができることを、私は知りました」と語りました(ヨブ42:2)。

どんなことがあっても、この神こそは信頼に値するお方です。
(Mart De Haan)

大自然の中で神を礼拝することが、大自然の主である神を礼拝することにつながるなら、それは素晴らしいことだ。